せっかく銀婚式を記念しての観光だから、こんな時でもなければ楽しめないことやろう!ということで、マツダロードスター(型式:ND)を1日相棒にしました。
もちろん、マニュアル・トランスミッションの車を探して予約。でも、なぜ1日だけかって?だって高い!
うぅーん・・・、これは6速に入れてクルージングしているところかな?小さくて短いシフトレバーが可愛いかった。ホンダS660の極小レバーは可愛さを通り越して玩具ですが、NDロードスターはちょうどいい感じ。
まず、向かった先は「美ら海水族館」。計画が適当なため、これがヤバかった。車でなければ訪問が難しいことは知っていたが、よく場所を調べていなかった。まさか那覇から100kmの彼方にあるなんて・・・。
慌てて早めにレンタカー屋さんを訪問し、水族館へ。すると、水族館は写真の通り激混み。恐るべし、3連休。

お子ちゃま達や外国人を押しのけて観る気力もなく、軽く流して早々に撤収。時間に余裕ができたから、途中で伊計島に寄って帰りました。

海沿いの道や橋からの眺めを楽しみたいから、幌をたたんで。
すると、身長178cmの僕は髪の毛くしゃくしゃ。162cmの妻は、横の窓を上げれば風に惑わされないのに・・・、俺は禿げるかと思った。太陽が雲間から現れると暑くてたまらなくて、すぐに幌を閉めた。空調使って快適な方がいいよ、自動車なんだから。自由と風を感じたければ、単車がいい。僕にはオープンカー(ドロップヘッドクーペ)の存在意義が理解できない。

さて、以下がNDロードスターの個人的な印象です。
- ロータス・エリーゼより1,000倍乗り降りしやすいが、ホンダS660より辛い乗降性。
- 始動時に「フォン」と排気音を響かせる演出はウザイが、排気音が心地よくて引っ張りたくなる。だが、タコメーター上部のエコランプと右下のシフトインジケーターがエコ運転を要求する理不尽さ。
- 乗り心地は悪くはないけれど、路面が荒いと良く揺れる。だがホンダS660よりはマシな感じ。
- オルガン式のアクセルペダルが使いやすく、ヒール・アンド・トゥがしやすいペダル配置。だが、左足の空間が狭くて、細い靴を履かないとクラッチを踏む時にフットレストに引っかかるかも。
- 最新の安全装備(レーン逸脱警告、車体の左右にいる車両の警告など)は、便利なような煩わしいような・・・。路上の障害物を避けようとするとレーン逸脱と判断されて怒られるし、サイドミラーの警告灯が消える前に方向指示器を出すと怒られる・・・。
- エンジンパワーは、チキンだからこれで十分です、はい。
- バックギアにどうやったら入るのか、駐車場で1分ほど悩んだのは内緒。
そして、借りたお店は「沖縄スピードレンタカー」。とてもマイナーなお店らしく、タクシーの運ちゃんも場所を知らない。w
そこはお店も理解しているらしく、「タクシーで訪問の際は・・・」と場所の説明文句をメールで連絡してくれました。
日帰りレンタル費用は、保険等を含めて総額13,207円。トヨタレンタリースの小型ハイブリッド車の倍ぐらいですが、この手の車にしては安いと思います。

ところで、沖縄の人たちは飛ばしませんね。ウィンカーもちゃんと使うし、譲り合うし。この理由は何となく分かる。僕の居所も米軍基地が多く、将校クラスの人たち(普通の乗用車に乗ってる人たち)は、総じて日本人より運転マナーが良いし、ウィンカーはちゃんと使うし、夕暮れ時も早めにライトを点灯する。
多分、多くの日本人は知らないんじゃなかろうか。日本人の運転マナーや運転技術は、米国より決して良くないと思う。多くの日本人は下級兵レベルのマナーに加え、車線をはみ出したり角を曲がる時に反対側へ膨らむなど、下級兵すらしない低レベル運転。
知識階級の米国人に非難されないような運転をしましょうね。
