閑散とする平沼商店街の人気店
横浜駅から少々離れた立地にも関わらず、平日も土曜日も訪問客が多い「平沼 田中屋」さん。きざみ鴨汁と裏横浜カレーがたまらなく美味しいお店です。
【目次】 |
田中屋の料理写真
- きざみ鴨せいろ(写真は大盛り)
Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO320, F1.4, 1/200s
鴨南蛮や鴨せいろでは捨てられてしまう部位まで使って価格を抑えた、田中屋さんの看板メニューです。普通でもせいろは2枚、大盛りは3枚。大盛りで追加されるせいろは、うどんを選ぶこともできます。また、大盛りにすると、上の写真の通り、少量のもり汁が追加されます。
- カレーうどん(写真はカレー竜田うどん)
Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO250, F1.4, 1/100s
田中屋さんのもう1つの看板メニューが、裏横浜カレー。カレーの香りの中に出汁の香りもある。どうして2つの風味が両立するのか訳わかりませんが、兎にも角にも美味しい。カレーうどんは、コシが「ない」うどんがお好きな方にお勧めです。
また、お昼にカレーうどんを注文すると、ごはんか自家製パンを付けることができますが、断然、自家製パンがお勧めです。そのまま食べてもフワフワ美味しく、カレー汁に漬けたらさらに美味しい。
- 板蕎麦(写真は、+きざみ鴨汁×2、もり汁×1)
Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO320, F3.2, 1/15s
2.5人前だそうですが、軽く500gぐらいありそうな人気メニューが板蕎麦です。これを1人で平らげる人を見かけるから驚きます。つけ汁は別売り、きざみ鴨汁、裏横カレー、もり汁からお好みで。個人的なお勧めは、2人で1枚の板蕎麦を注文し、きざみ鴨汁又は裏横カレーを各自1つずつ。それに加えて、1つもり汁も注文しましょう。ここのもり汁は、出汁の香りが濃厚な中辛の絶品と思います。
田中屋の所在地
お店の場所は、横浜駅東口から徒歩10分ほど。今は閑散としている「平沼商店街」の中にあります。
外観
Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO200, F5, 1/40s
いつの間にかウェイティングリストが電子化されました。混んでる時は、入口の手前右側にあるタッチパネルを使って、名前や人数、連絡先を入力します。
田中屋の公式サイト・メニュー
田中屋さんの公式サイトはコチラ。詳しいメニュー(田中屋名物、一品料理・飲み物)も掲載されています。
SNS全盛の時代ですが、メニューや価格が分からない飲食店のSNSアカウントだらけ。それに比べたら、日々の営業状況は分からなくても、ちゃんとメニューと価格が更新されている田中屋さんの公式サイトの方が便利と思います。
裏横浜とは?
横浜駅周辺は、港湾地帯として発展しました。かつては造船所などもあり、駅の東側が発展しましたが、今は相鉄が開発した西口側が「表」の様相になっています。そこで、高島、平沼、戸部で営業する方々が名乗り始めた自称が「裏横浜」です。
なお、現在の横浜駅は三代目。初代は桜木町、二代目は高島にありました。