最近、ライディングが荒くなってに慣れてきたから、タイヤの滑りが気になる。なぜ?溝がたっぷり残っているタイヤなのに・・・。
はっ!!!
ぎゃぁぁぁぁーーーーーーーー!!!
タイヤに刻印された「1104」は、「2004年の第11週」という意味。14年も前のタイヤじゃ、そりゃ滑る。
タイヤは生物(ナマモノ)。紫外線や温度変化によって硬化するから、2, 3年程度で交換すべき消耗品。
そして、進むも曲がるも止まるも、すべてタイヤが請負う。命が惜しければ、タイヤに使う金をケチってはいけないよ。
【購入タイヤ・費用】
先々週、慌てて最寄りのナップスへ。マグナ50の出荷時タイヤは、ブリヂストン製のチューブタイヤ。
(なぜ、このホイールにチューブが要るんだ?)だが、ブリヂストンのカタログにマグナ50に合うサイズがない。買ったのは、ダンロップの「Kabuki D404」(名前がちょっと嫌・・・。)。アメリカン・バイク用のレア・タイヤだから、もちろん取り寄せ。先週末になってやっと届き、今日交換。
驚いたのは、ダンロップの値段とナップスの工賃の安さ。以下、税込価格。
D404フロント | 3,524円 |
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D404リア | 5,880円 |
フロントチューブ | 2,037円 |
リアチューブ | 2,700円 |
リムフラップ (↑このホイールに要るの?) |
前後各313円 |
タイヤ処理費用 | 1本216円 |
交換工賃 | 5,400円 |
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計 | 20,599円 |
ブリヂストンのタイヤと比べたら、半額以下じゃない?自動車のホイールはジャッキアップしてナットを外すだけだが、バイクはブレーキや速度計のケーブル、ドライブチェーンを外す必要がある。俺だったら、5千円で頼まれてもやりたくない。w
ちなみに、関東の標準技術者単価は、約5,000円/時です。
実際の工賃を考察すると・・・、
- タイヤ交換は2人がかり1時間程度
- 実質賃金を時給1,500円程度と仮定すると、工賃3,000円
- これに管理費1割を足して、消費税を足すと約3,600円

【タイヤ交換時の注意事項】
タイヤ交換する前に、必ずタイヤの刻印を確認しましょう。
タイヤの左右どちらかに、アルファベットと数字4桁が囲まれた刻印があります。見づらい写真で申し訳ないですが、「4417」と刻印されています。これは「2017年44周目に製造」という意味です。取寄せてもらったタイヤは、リアが4317、フロントが4417。つまり、2017年の10月下旬から11月上旬に製造されたタイヤ。
酷い業者になると、2年前に生産されたタイヤを取付けようします。そんなタイヤをどこから仕入れるのか謎ですが、最初に書いた通り、タイヤは生物です。1年以上前に製造されたタイヤを取付けようとしたら、お金を返してもらって他の店に行きましょう。
新品タイヤはいいね!路面への喰いつき感がたまらない。安心してスロットルを開け、ブレーキをかけ、倒しこむことができる。つるしでこれだから、一皮剥けたらもっと気持ちいいだろう。
【脱線1】
ナップスの幸浦店へ行くと、ついでに色々楽しめるお店があります。最初に訪問したのは、鎌倉紅谷の幸浦工場店。
だが、狙いの「クルミッ子」の「こわれ」と「切り落とし」は売り切れ。しかし、めげずに長峰製茶の工場直売店へ。
超濃厚ソフトクリームが250円ですよ。
【脱線2】
タイヤ注文時に対応してくれた女性店員さん。マグナ50を見て、「やぁーーん、かわいぃーー!」。
タイヤ取付け時に対応してくれた女性店員さん。「マグナ!可愛いですね!!」。
まぁ・・・、確かに。マグナちゃんは、カッコいい系じゃなくてカワイイ系だよね。原付にしてはデカイけど、所詮、ミニチュアアメリカンだし。