割れると噂のマグナ50のテールランプ。確かに、取付けのボルトもネジもしっかり締まっていても、ガタガタ揺れる粗悪パーツ。ならば、割れる前に取り替えてしまえ。
購入したのは、ハリケーン(大阪単車用品工業(株))のテールランプ(HA5561M)と反射板(HA5590)。テールランプには3つの圧着端子が同梱され、配線にはギボシ端子が付いていますが、どちらも使用しません。フェンダーの内側に、こんな恐ろしいもの使えるかっての。
1. リアフェンダー取外し
まず、シートの下、後ろ側についている六角ボルト(左右1本ずつ)を抜き取り、シートを取外します。
次に、リアウィンカーの直前にある12mmのボルト。
ところで、この12mmボルトは結構長くて丈夫な作りです。明らかにアフターパーツの取付ポイントなので、ウィンカーに荷物用ネットを縛るなんて危険な使い方は止めて、このボルトを使いましょう。
そして、シートの下、配線カプラーの下に隠れている10mmボルト。
配線カプラーから、テールランプ用の3本(緑/黄、茶、緑)のギボシ端子を引き抜いて、配線をフレームの隙間から抜き取るとテールフェンダーを取外すことができます。
2. テールランプ交換
ノーマルのテールランプは、2本の8mmボルト(写真黄色丸)と2本のプラスネジ(写真ピンク丸)で留まっています。テールランプの配線は、なるべくランプに近い場所で切断します。
次に、テールランプを一旦ホルダーから外し、ホルダーのみを取り付けます。その上で、テールランプをホルダーに取付けます。この時、テールランプの透明な窓(ナンバープレート照射用窓)がナンバープレートの側になるように気をつけましょう。
そして、結線。余分な配線を切り落とし、熱収縮チューブを通しておきます。配線の皮膜をニッパーで取り除き、ねじり結線+ハンダ付け。そして、結線部分に熱収縮チューブを被せて、チャッカマンで炙って防水します。
この後、さらにビニールテープでぐるぐる巻きの刑ですよ。
配線の色は、車体側の緑/黄色(ブレーキランプ)にテールランプの赤を。同じく、茶色(ポジションランプ)に黒色、緑色(アース)に黄色を接続します。反射板とナンバープレートを取り付けたら、テールランプの交換終了。
3. 完成
あとは、外した手順の逆にフェンダーを取り付け、テールランプの配線を元に戻し、シートを取り付けたら完了です。エンジンをかけて、正しく動作するか確認しましょう。