昨日の外回り先は静岡。静岡と言えばさわやか。訪問した新静岡セノバ店で耐えましたよ、1時間待ちに。平日の11時半に訪問したのに、どんだけ人気なんだ。
場所が場所だけに、周りのお客さんは注文に慣れている。
- メニューも見ず、げんこつハンバーグ
- ソースはオニオンソース、デミグラソースなんて選ばない
- 店員さんが「ソースをおかけしていいですか?」と聞くと「置いといて」
- 半分は塩胡椒、残り半分はオニオンソース。
もはや鉄板の作法?
でも理にかなっていると思う。塩胡椒で食べると、肉の美味しさをたっぷり味わえる。量が多いから、酸味のあるオニオンソースでサッパリ残りを平らげられる。
しかし、昨日は巡り合わせが悪かった。隣の席に、初老のクチャラーが座っていた。暇なんだろうね、週刊誌を読みながら牛のようにクッチャ、クッチャ。ご飯も付け合せも、汚らしく食べ残して。トドメに爪楊枝でシーハー、迷惑騒音のフルコース。
「ナイフとフォーク、どちらを頭に突き立てられたいですか?」と言ってみたい。
マナー違反に立ち向かう文化が欲しい。欧米では、マナー違反に露骨な不快感を示す。レディーファーストを心がけないと、強烈な「何様?」視線を浴びることになる。
欧州では、カトラリーの左右持ち替えはマナー違反だから、左から右にフォークを持ち替えて食べるなんて呆れられる。日本在住の英国人はフォークの背にライスを載せて、フランス人はフォークの腹に載せて食べる。つまり、これが本当の欧州流マナー。右手に持ち替えたフォークでご飯を食べても大丈夫なんて、アホバカ情報に騙されちゃダメですよ。