バスって、あまり良いイメージがなかった。時間が読めない、遅い、本数が少ない、などなど。ところが、出張でバスを使う機会が多いから、少し見方が変わった。
混雑する時間以外であれば、ほぼ定刻で運行するし、街の隅々へ行くことができる。ただし、事前に路線図や時刻表をよく確認しないと酷い目に遭う。そこは田舎の鉄道と同じだね。
そこで、バスでしか行けない施設へ行くことに。それは、「横浜市電保存館」。
よりによって、なぜこんな不便な場所に建てた。しかも、なぜ入口が国道16号線側ではなく、反対側に?あまりにも目立たないから、存在にすら気付かなかったよ。
入館料は300円だけれど、バスをICカードを使って訪問すると200円に割引。割引方法は、入口で入館料を支払う時に、ICカードをリーダーに載せるだけ。利用履歴を見て、割引が適用される。
横浜の中心街を縦横無尽に走っていた市電。市電が廃止された代わりに、今はバスが縦横無尽に走っているんだね。今日、使ったバスは、行きは133系統、帰りは9系統。いったいどんだけ路線があるんだよ、と言うか、横浜市営バスの路線図カオス過ぎ。
帰りは、本数が多い(と言っても1時間に3本)の9系統で弘明寺へ。狙いは、「丿貫」(へちかん)の煮干蕎麦とオマール海老蕎麦。だが、昼前だと言うのに長蛇の列に挫折。俺、田舎者だから列に並ぶの無理。こんなに暑いのに並んで待つとか、死んじゃう。
だから、速攻で目的地を「まえたん」に変更。久しぶりの冷製汁なし担々麺美味しかった。
