北朝鮮情勢が気になって、去年からネット配信記事を可能なかぎり読んでいる。
概ね、マスコミ各社の意見は2つに分かれている。

1つは、有事が迫っていると警告する報道であり、週刊誌にその傾向が強い。
(恐怖心を煽って関心を引くのは、低俗報道と新興宗教に共通する手管だ。)
もう1つは、米国が先制攻撃する可能性は限りなく低いという報道。

 

僕は、どちらも無責任な報道と思う。

前者はただ煽っているだけだから言うまでもないし、後者は米国の先制攻撃は可能性が低いと言っているだけで、ゼロとは言ってない。

そして、米軍が先制攻撃しようがしまいが、トチ狂った豚将軍様が何をするかは誰にも想像できない。

さらにその結果、どこまでエスカレートするかも結果を見るまで誰にも分からない。

第一次世界大戦は、終わってからそれまでの戦争と何桁も違う損耗に世界中が驚いた。

朝鮮戦争だって同じ。

まさか米国と中国の泥沼戦になるなんて、当事者である韓国と北朝鮮どころか、米国や中国も想定外だっただろう。

 

イージス艦


そんな訳で、危機を乗り越える可能性が高くても、僕は全部終わるまで安心しない。
例え軍事衝突にならなくても、北朝鮮は今後もどんどん核武装を推し進める。

悲しけれど、また冷戦時代と同じ睨み合いに戻すしかないと思う。
非核三原則なんて言っている場合じゃなく、少なくとも在日米軍基地への核持ち込みを容認しないと、にらめっこ状態に持ち込めない。

高いお金を払って、韓国と日本のミサイル防衛網を強化するしかない。

北朝鮮のミサイルが米国に届く前に韓国と日本が破壊し、在韓・在日米軍基地からの攻撃で北朝鮮が地上から消え去る状況に持ち込むしかない。

 

不愉快で不都合な事柄から目を背けるのは、僕は好きじゃない。

日本という世界で最も住みやすい国で安全に暮らすためには、お隣の時代遅れな専制君主国家が自滅するまで安全の対価を払い続ける必要があるだけのこと。