最悪の事態は、いつも想定外のところからやってくる。
だからこそ、例え徒労に終わったとしても、常に最悪の事態を想定する方がいい。
想定したことが起きようが起きまいが、非常事態に対処する心の準備ができるから。
昨日は迫り来る脅威を書いたから、今日は最悪の事態が起きた時に何をしたらいいのかを書いてみる。
最悪、2週間後には北朝鮮からミサイルが飛んでくる。
なぜって?
米国の視点では、世界を脅迫する北朝鮮は、今叩かないと米国に核ミサイルを打ち込む力を得てしまうから。
今なら、火の海になるのは韓国と日本だけで済み、米国には及ばない。
それが米国の立場。
いわゆる、アメリカ・ファースト。
日本に飛んでくる可能性がある弾頭は2種類。
化学兵器と核兵器。
可能性が高いのは前者で、解毒がほぼ不可能なサリン又はVXだろう。
後者の可能性は低いようで、あったとしても水爆ではなく原爆。
威力は、広島や長崎に落とされた原爆とほぼ同程度と考えていい。
ミサイルが君のいる場所に落ちたら?
どちらだろうが君を瞬時に葬り去るから、そんな事態を想定する必要はない。
ミサイルが近隣で爆発したら?
前者の場合は外に出てはいけない。
なぜなら毒ガスを避けるには建物の中にいた方がいいから。
後者の場合は瞬殺されるから想定しなくていい。
ミサイルが爆発したが、10km以上離れた場所であったら?
前者の場合は、外に出ないように。理由は前述のとおり。
後者の場合は、鉄筋や鉄骨でできた建物の地下室へ移動しなくちゃいけない。
放射能の灰が降ってくるが、木造の建物は放射線を遮断してくれないから。
ミサイルが爆発したが、もっと遠く離れた場所である場合は?
後者である場合にそなえて、放射能の灰を浴びないよう建物の中に留まろう。
もし灰をかぶってしまったら、速やかにシャワーを浴びて洗い流そう。
いざと言う時、人ができることなんてこの程度。
生き延びる幸運を得たら、その運が続くように最大限頑張るだけ。
間抜けな選択をしたら運が去っていくから、できることを考えておこう。