少しばかり、長い前置きにご勘弁を。m(_*_)m
「故郷とは心あるところだ」と語ったのは、我が師の一人「ロバート・アンソン・ハインライン」先生のSF小説「宇宙の戦士」の主人公だった。
たぶん、師匠の思いとは違うだろうが、僕はこの言葉が好き。
僕は、生まれ故郷にまったく未練がない。
どれほど田舎で出世頭と賞賛されようが、そんなの俺の気持ちに関係ない。
いい思い出がまったくないのだから。
今住んでいる地域は、僕が新たな家族を育んだ場所。
苦労を乗り越えて、幸せな家族の記憶を刻んだ場所。
横浜市歌を歌えない偽物のハマっ子だけど、ここが僕の「心あるところ」。
心ある地域の歴史が知りたくて、あちこちウロウロするのが好き。
子育てと介護から解放され、やっとそんな贅沢を享受できるようになった。
北鎌倉で降りて、鎌倉まで歩く。
これが楽しい。
昨日は、北鎌倉を降りて直ぐの円覚寺を見物した。
去年は、明月院で紫陽花を楽しんだから、次は鎌倉五山、臨濟宗筆頭の建長寺を散策したいな。