昨日の帰り道、まだ明るい空に月が綺麗に見えていた。
でも、スマホで何度工夫して撮ってもピントは合わないし、合っても小さ過ぎて話にならない。
以前ブログに書いたけれど、月は大きく見えるが視野角的にはとても狭い。
スマホの貧弱なレンズでは、なんともならない。
(※注 APS-Cサイズと200mmレンズの組み合わせでは月が小さいので、拡大した画像です。)
僕が持っている安いデジタル一眼レフ(APS-Cサイズ)と、暗い(F5.6)200mmの望遠レンズを使って、やっとこの程度の写真が撮れる。
三脚とリモートタイマーを使えばもう少し綺麗に撮れるけれど、この程度の画質すらスマホでは望むべくもない。
今や、スマホ(特にiPhone)があればカメラなんて不要。
でも、デジイチとスマホでは、プロとアマチュアの差がある。
これはシグマ製APS-Cサイズ用、 F1.2、30mm単焦点レンズを使って撮った写真。
スマホでも、そのうちこの発色を真似することはできるだろう。
でも、このボケ味をスマホで実現することは難しい。
半導体の微細化も限界が近いから、大きなレンズを外付けするとか、画期的な画像処理アルゴリズムでも登場しなければ、デジイチとスマホの差は埋まらない。
iPhoneの写真は十分綺麗だけれど、餅は餅屋。
一眼レフの巨大なレンズは伊達じゃない。
そして、上には上がいる。ヾ(๑╹◡╹)ノ"
一眼レフの写真は綺麗だが、大判カメラには到底及ばないというか、裸足で逃げ出す。
何が言いたいのかと言うと、カメラは費用対効果で選びましょう。
安いデジカメで十分な人ならスマホで十分。
もっと遠くを綺麗に撮りたいと思うならデジイチ。
手間や金が掛かっても画質を極めたいなら、大判カメラ。
そういうこと。(●´ω`●)