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44歳10カ月からのマタニティライフ

まるこうのマタニティライフ

最終診断の昨日。


彼もいっしょに、診察室へ。


内診の結果、やはり、胎芽は見えず。

卵おうのうもぼやけてきてた。


手術の日を予約した。


あきらめはついた。


今も続くおなかの鈍痛は、赤ちゃんのためなら、がまんできた。

美容院も歯医者も、習い事もエステも赤ちゃんがうまれてくるためなら、行かなくたっていい。


でも、いなくなった赤ちゃんの抜け殻と一緒にいつまでもいるより、いさぎよくさっぱりとお空に帰してあげたほうが、赤ちゃんが戻ってきやすいよね・・・


彼が「手術のリスクはないですか?」と聞くと「危険な手術はうちではやりません」ということだった。


それでも、手術は怖い。


麻酔も怖い。


それでも、産まれてこれなかった赤ちゃんを思えば、勇気を持たなきゃ・・・


子宮筋腫は内診の結果、妊娠や赤ちゃんの成長には影響のないところと言われた。


やはり、高齢による卵子の質の影響でしょうと言われた。


あと、1回くらいはチャンスあるかもねと、先生は、フォローをしてくれた。


1年くらい頑張って、出産できたらいいねって。


次の卵子の質をよくすることを考えなきゃと思う反面、今、おなかにいる赤ちゃんのことを思うと、そんなことを考える自分が嫌になったり…


今日、部屋を何気に掃除してたら、小さなピンク色の熊のぬいぐるみを椅子の下で見つけた。

ホコリがついていて、可哀そうで、手術が終わったら、この子をお寺に持っていこうと思い、洗ったら、本当に小さな赤ちゃんみたいで悲しかった。


ごめんね。

赤ちゃん・・・


胎のうの写真を見た彼は、「まだ、赤ちゃんの形がない段階だから、少しは救われた・・・」って言うけど、それは、自分の体の変化を感じない男性の意見で、私は、自分の体内に天使が舞い降りたことを感じた数日間があるから、救われてはいない。


私の卵は、生まれたがってたのに、帰っていってしまったことに変わりはない。