XOXO (Dear Kyon-soo) | EXO's World 。… .:*:・'°☆

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カメ更新ですが気長によろしくお願いします



今日はいつもよりも早めに起きる


愛しい恋人が目が覚めたら

いちばん最初に伝えたいから




普段は起こしてもらうから

滅多に見ることのない

恋人の可愛いカワイイ寝顔



大きくてまんまるな瞳は閉じられ

ぷっくりした紅い唇を少し開けて

気持ち良さそうに深い眠りについてる


なのに

俺から離れまいと

無意識にぎゅっと抱きつく姿に

愛しさが溢れる




ああ、はやく起きないかな

はやく伝えたい

はやくその唇に触れたい



ギョンスが起きるまで

ひとりで理性と戦っていた




「ん……」



瞼が揺れて

ゆっくりとその瞳を開いて

俺を視界に写す



「おはよう、ギョンス」

「…ョンィナ…?」


寝惚けてるギョンスは

眼を掻いて

舌足らずに俺を呼ぶ



「はやいね?」

「うん

ギョンスに伝えたいことがあるから」

「ぅん?」



まだ眠いのか蕩けた瞳で

上目遣いに首を傾げるギョンス



なんすか?それ

すーげー可愛すぎるんですけど


この人、ほんとに俺より上?




「誕生日おめでとう、ギョンス」



堪らず腰を引き寄せて抱きしめる


瞬間ふわりと香るギョンスの薫り


甘くて落ち着く、大好きな薫り



「もしかして、その為に?」

「うん!いちばんに言いたくて!」



少し体を離して向かい合うと

ギョンスは恥ずかしいのか

一瞬視線を会わすとすぐに反らした 



だけど、抱きつく手はそのままで



「ありがと」



俺の胸に真っ赤であろう顔を埋める



この人は、ほんとに……―――



「もう、ムリ。限界」

「え?んゥ?!」



ひょっこりとギョンスが上を向いた瞬間に

その美味しそうな唇に愛を込めて

何度も何度も重ねた




俺の愛しい恋人、ギョンスへ

誕生日おめでとう!

ずっと、ずっと愛してるよ

ずっと、ずっと永遠に