りん太さんのリク甘々めなカイド学パロ!
初めてのリクですっごい緊張しました!(汗)
こんなでどうでしょうか?(;゜゜)
苦情はりん太さんのみ受け付けます
思ってたよりも長くなってしもた(笑)
カイド 学パロ
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[ 僕の恋人 ]
「「「キャーーーーー!!!!!」」」
鼓膜が破けるんじゃないかって程の黄色い歓声
体育館の中だから
声が壁に反射してすごいことになってる
こんなに騒いでいたら学校に苦情がくるだろうに
みんなが騒ぐ先には
紅白戦をしてる男子バスケットボール部
体育館の上の階と出入り口、舞台まで
これ見たさに集まった見学者たちで埋め尽くされる
なんでしらないけど、この男子バスケ部はイケメンの集まりですべてにおいてレベルの高いたちの集まりだからだ
もちろん彼らはそんな方たちなんか眼中になく練習し続ける
僕は男子バスケ部唯一のマネージャー
壁付近でスコアを記録していく
ビーーーーーーーー
タイムアップとなり、タイマーが鳴る
みんな汗だくになって水分補給やストレッチを始める
「おつかれ、ミンソガ~♡♡♡はい、水分補給♪」
「ん。ありがと、ルハニ」
「わぁーミンソガ汗びっしょり!るぅが拭いてあげる!」
「いいって!お前だって汗だくだろ!ちゃんと拭けって!」
結果、お互いの顔を頭に被ったタオルで拭き合うルハニヒョンとミンソギヒョン
「いぇーい!今日は俺が1本多くシュート決めたもんね!帰りにアイス奢れよ!チャニョラ!」
「えーーー?昨日、ベク奢ってくれなかったじゃーーん。そんなの狡いぃ~」
「金がねんだよ!」
「俺だってないよー」
「とにかく奢れよな!」
「え~~……」
「……あーもーわかったよ!お前の分は俺が奢るから!お前は俺の分奢れよ!」
「ぶはっ!それってなんの意味ないじゃんwwwwwww」
「うるせ!//////ほら、はやく座れ!ダウンするぞ!///////」
1日中騒がしいチャニョラとベッキョン
彼らはそれぞれの世界に入り込んで外野の黄色い声なんてまるで聞こえていない
そんな彼らを見守っていると
「ギョンスヒョン……」
ぎゅっと後ろから熱い熱に包まれる
「ジョンイナ」
「疲れた、お腹すいた」
後ろを振り向くと、汗だくのジョンイナ
先程まで走り回っていたせいで熱い体温
まだ僅かに乱れてる呼吸
それに合わせて動く胸板
吐息交じりの低い声
…………………。
ああ、やっぱり、ダメ!/////////
「ちょ、ジョンイナ、近いって///////」
真っ赤になった顔を俯いて精一杯隠しながらジョンイナと距離をおく
「(むっ)なんで離れるの」
それにむっとしたジョンイナに腕を掴まれて引き寄せられてしまう
わぁああ!!////////
ジョンイナに纏う熱が僕の体にも移って
どんどん熱くなる
毎回練習が終わると僕に引っ付くジョンイナ
そんな練習直後の彼に抱きしめられるのに
全く慣れない僕
「もう、いい加減慣れてよ」
「む、無理だよ/////ばか///////」
だって!仕方ないじゃんか!////////
いっつも情事の後のジョンイナを連想しちゃうんだから!!//////////
…………なんて、そんなこと言えない
「ばかは余計」
「んっ//////」
ジョンイナは僕を腕に閉じ込めたまま、ちゅっと僕のおでこにキスする
「おまっ!///////人前で!//////////」
「ハハッ!ヒョン、顔真っ赤!かぁわいい♪」
「もう!からかうなよ!///はやく汗拭けばか!」
持っていたタオルを叩きつけてジョンイナから離れてボールを籠に終いに行こうと背を向ける
まったく!
人の気も知らないで!あのばか!///////
「ねえ、ヒョン」
ぐいっと腕をひかれて、耳元にジョンイナの声と息が降りかかる
「門のところで待っててね」
ジョンイナは甘く掠れた声で囁くと、にっこりと笑って部室へと行ってしまった
あいつ!////
僕が耳が弱いってわかっててやってるな!//////
調子にのりやがって!///////
ばか!!
「失礼しました」
片付けを終えて、職員室に体育館の鍵と部室の鍵を返してから時計を見ると、もう7時を過ぎていた
昇降口を出ると
「あの、すみません」
小さな女の子に声をかけられた
僕よりも頭ひとつ分小さくて、ふわふわしたショートボブ
こんな可愛い子がこんな遅くまでなにしてたんだろう?
「これ………」
と言って差し出されたのは白い封筒
これって……
「……あの、先輩に頼むのもどうかとは思うんですが、ジョンインくんと仲がいいの、先輩しか知らなくて……」
ああ、そういうことか
僕はその手紙を受けとってにっこり笑って見せた
「わかった。ジョンイナに渡しておくね」
女の子はぺこりとお辞儀して駐輪場へと走って行った
「はぁ、、」
ジョンイナをすきになってからずっと積もるこのモヤモヤ感
そして、ジョンイナがどんな人か思い知らされる
プレイ中でも、どんなときでも
いろんな人を惹き付けてしまう君
そんな君を誇りに思う反面
遠い人に見えて寂しくなる
今だって
手元にあるこの手紙
これはあの女の子がジョンイナを想って書いた想い
「あーもー……ほんとに、やだな………」
僕のなかでドロドロした気持ちが広がっていく
「ギョンスヒョン」
その声にハッとして俯いていた顔をあげると
なんでか苦しそうな、でも怒った顔で僕を見下ろすジョンイナ
「それ、 なに?」
僕の手の中の手紙を指差す
「あ、これ……」
「ヒョンは……もう、俺のこと嫌い?」
「え?」
「あの子とつき合うの?」
なに言ってるんだよ?
そんなわけないじゃないか
「違うって。お前宛にだよ」
はい、と手紙をジョンイナに渡すけど、ジョンイナは受け取らずに僕を睨む
「いらない」
「でも、」
「俺にはギョンスヒョンがいるから。そんなものいらない」
ふわりとジョンイナに抱きしめられる
「俺にはギョンスだけ」
あ………
さっきまでのモヤモヤが
その一言で消えていく
「………うん」
迷わずに僕を選んでくれた君に安心する
「ヒョンは?」
顔をあげると、眉をはの字にして僕を見つめるジョンイナと至近距離で視線が合う
「僕も同じ………ジョンイナだけ」
ぎゅうっと背中に腕をまわして精一杯くっつく
耳を澄ますととくん、とくんとジョンイナの鼓動が聞こえる
「……ほんっと、ヒョンって狡い」
「なんで?」
両手で顔を挟まれてちゅっとリップ音が鳴る
「んなっ!////////」
「可愛いヒョンが悪い」
「かわいくない!//////んっ!」
「すきだよ、ギョンス。すっげーすき」
「んっ、ジョンイ、ナ、んんっ」
腰に手を回されて引き寄せられて
僕らの距離は隙間なんかないくらい近くなる
狡いのはお前だよ、ジョンイナ
たったこれだけで僕は幸せに包まれる
狡くて
かっこよくて
可愛くて
甘えん坊
それが僕の恋人
僕のジョンイナ
「明日、ちゃんと断るから安心してね」
「うん」
「そしたら、ご褒美くれる?」
「ん~?」
「お願い、ギョンス!」
「……いいよ。なにがいい?」
「ギョンス!」
「え?」
「ご褒美はギョンスがいい!」
「~っ!!!/////////ばか!!/////////」
END