あんにょん♡

夏休み最終日に更新したっきり、
全然書いてなかった…(´._.`)シュン


前回はハッピーな感じで終わりましたが

このあと何かが起きそうな予感…

どうなっちゃうかな…主人公。
(皆様がこの物語を覚えていらっしゃるか心配です……。忘れられていてもしょうがないけど…)


マカロンピンクマカロンマカロンピンクマカロンマカロンピンクマカロンマカロンピンクマカロンマカロン



ギョンスとの幸せな時間はあっという間に過ぎていき、今日からまた新しい週に突入。

学校もだんだんと忙しくなり始める時期。


''今日も頑張ろう!''

そう心の中で言いながら
大学へ向かう。


今日は1限だけギョンスと同じ教室で授業を受ける日。

そんな日はいつも横にギョンスが来て…



『みぃ、おはよう。』

『おはよう、ギョンス今日……え』



私は一瞬言葉を失った。



『ㅋㅋ…みぃさん何言ってるの?俺だよ?ギョンスさんじゃなくて…セフン。』

『…ごめん。』



『隣に来たからギョンスさんだと思ったんだね。いつもこの日は一緒に授業受けてるみたいだし。まだ…時間あるからもう少し話そうよ。』



『…ちょっと今なんか訳わかんない…。セフンくんってここの大学生なの?私たちより一個下なのに…なんでここに…』

『みぃさんに会いたいなって思ったからだけど。…それだけで会いに来ちゃダメなの?』

『え……。いや、あの、私は別にあなたに会いたいとは思わないし、会ったからって何も話すことないのに?』

『ㅋㅋ…とかいいつつ話してるじゃん笑
俺、結構みぃさんのこと本気になっちゃったかもしれないんだ。あの日から頭から離れないんだよ。……っとあー、もう時間来ちゃった。


またね、みぃさん。ギョンスさんによろしくー』


話すだけ話して、不敵な笑みを浮かべて去っていったセフンくん。

セフンくんが行く先にはギョンスがいた。

ギョンスとセフンくんが何か話したあと、
ギョンスが表情1つ変えず私の元へ。





『ギョンス…おはよう?』

ギョンスは怒ってるのだろうか…。

『おはよ。』


そう言って隣に座って
そのまま前を見るばかりで
こちらを見てくれない。

『…ギョンス……『えー、では講義を始めたいと思います。教科書491ページの…』


私のギョンスへの問いかけは
教授の声によってかき消されてしまった。



そのあともギョンスと話すことは無く
長い長い講義は終わりを告げた。






2限目も3限目も、4限目も…

今日1日とても長く感じられた。
朝からギョンスとまともに話せてない。

週末はあんなに幸せな時間を過ごしたのに…。

なんであんなに急にそっけなくなるの?




…私は悲しくなってきて
大学の敷地内にある
人気の少ないスペースにあるベンチに座った。



その途端、視界が歪み大粒の涙が溢れ始めた。



…ぅ…ひっく…


静かな広場に私のすすり泣く声が響く。



ギョンスはなんで話してくれないんだろう…
今朝、セフンくんと私が話してたから?
セフンくんとあの時、何を話したの?


ねぇギョンス…教えてよ…ギョンス……





ずっと下を向いて泣いていると
ふと足元に見たことの無い靴が見えた。


ぱっと顔を上げると
そこには…

『みぃちゃん…?』

聞き覚えのある声。
だけど視界が歪んで、その顔がはっきり見えない…。

するとそっと涙を拭われた、、、









『…そんなに涙いっぱい流して…どうしたの。みぃちゃん。』


『し、シウミンせんぱい…ぅ…ぅ』


『こんな人気のないところで泣いちゃって…。なんだか見たことある子だなって思ったらみぃちゃん、君だったから心配で来ちゃったよ。』

『…ぅ…ひ…っく…心配かけてすいません』





……ぎゅ





一瞬時が止まったのかと思った…。






シウミン先輩…?



『みぃちゃん…ごめんこんな時に…。今急にみぃちゃんのこと守りたくなっちゃった…。しばらくこのままでいさせて。』



私は放心状態で何も言うことが出来ず
肯定も否定もなく、されるがままの状態。



しばらく私を抱きしめながら
背中をトントンしてくれる先輩。


『どうして泣いてたのか…聞いてもいい?』

私はコクんとうなずき
今朝の出来事を話した。

するとシウミン先輩はクスクス笑った。


『みぃちゃん、それはギョンスがただ単に嫉妬して拗ねてるだけじゃないかな?』


『…え?』

『ギョンスくん、たぶん独占欲強いから、みぃちゃんを誰にも取られたくないんだなぁ。そんな感じする。可愛い彼氏じゃん笑』


だけど…といって急に真面目な顔をするシウミン先輩。


『好きな女の子をほっておいて、しかも泣かせる男はどうかと思うよ。…俺ならそんなことしないのに。

最後先輩が何を言ったのか謎だけど
とりあえず今日はギョンスくんのところに行って、ちゃんと理由聞いて元気出しな!と
励ましてくれた先輩。






『先輩、ありがとうございました。だいぶ気持ちが楽になりました。ちゃんとギョンスに直接聞いてみます!!』


『いえいえー笑 
みぃちゃん、あんまり溜め込まないようにね。また辛くなったら俺のとこ来な。』


…きゅん。
先輩ってすごいなぁ。すごく頼りがいがある…。


『ありがとうございます!…じゃあ、また!お疲れ様でした。』

ペコっと先輩に挨拶すると

『うん、またねー!おつかれー。』

にこやかに返してくれた先輩。




今日はほんとに先輩のおかげで
前向きになれたかも。






はやくギョンスに会いに行こ!!















『ヒョン…みぃさんってシウミン先輩と出来てるわけじゃないよね?ギョンスさんいるのに。』


『それはさすがにないだろ。…あー、でもシウミン先輩はみぃちゃんのこと好きかもな。そんな感じはする。』





















こう思った人は少なくはなく…


翌日から変な噂が立つようになった。
シウミン先輩と私が付き合ってるだとか
シウミン先輩は私のことが好きだとか
ギョンスと私が別れたとか…

変な憶測が飛び交う中で

最終的には

''シウミン先輩とギョンスを弄ぶな!''

と…大学内でも隠れファンの多かったシウミンとギョンスを私が弄んでる、ふざけるな!というような文句に変わってしまった。






その日のうちにギョンスと仲直りしたのに…
翌日からそんな風に言われるようになったため

私やギョンスは戸惑った。
…そしてシウミン先輩も。








噂や文句が収まる気配がないので
私とギョンスは4年生の階に行き、シウミン先輩を探した。




『シウミン先輩!!』

『あ、みぃちゃんとギョンスくん。…いやぁ最近の噂とか文句は酷いもんだね。ごめんね、みぃちゃん。俺があんなことしちゃったから。』


『…先輩、あんなことって…?』

『あれ?みぃちゃん、言ってなかったの。俺に抱きしめられながら慰めてもらった…って。』

『…え、、あ…言ってないです…。変に心配かけたくなくて…』

いつもの先輩じゃなくて、なんだか意地悪そうな顔をしたシウミン先輩。なんかこわい…。

『…そうなんですか。その時はみぃがお世話になりました。……って言いたいところですが。先輩、もしかしてみぃのこと狙ってます?』

え、ちょっと待ってギョンス…!なんでそんな挑発するような言い方…

『ㅋㅋ…そうだよって言ったらどうする?』

『…絶対渡しませんから。何があっても。俺の彼女なので。』

『…どうかなぁ。女の子を泣かせる男なんてどうかと思うよ。ま、泣かせないように頑張って。
みぃちゃん、また今度俺のとこにおいで。話ならいつでも聞いてあげるから。』


『……』

『…みぃ、行かなくていいから。…それじゃ先輩、早く先輩が身を引いてくれないとみぃが文句言われ続けちゃうんで、噂や文句をやめさせてくれませんか?先輩が違うって言えば済む話ですよ?』

『ㅋㅋ、自分の気持ちに嘘はつけないけど。みぃちゃんが傷つけられるのは違うから、ちゃんと否定しておくよ。』










''シウミン先輩とギョンスの奪い合い''


先輩が否定した結果、
文句は収まったけど、変な噂がまた流れてしまった。





…私はギョンスだけのものなのに……








学校帰り、久しぶりにギョンスの家に行く。

繋がれた手はずっと力が入ってて
まるでもう離さないと言われてるよう。



私も強く握り返す。







シウミン先輩の本心はよく分からないけど
はやくこんな噂はなくなって欲しい。










ギョンス…好きだよ。

そう伝わるようにまた強く握り返した頃

ちょうどギョンスの家に着く。




玄関を上がり、部屋に入った途端。



ギョンスが私をそっと抱きしめる。







『みぃ…俺の心が狭いからこんなことに…ほんとごめん。』






『ギョンス…』















きっと大丈夫。
すぐ変な噂はなくなる。












つづく。

マカロンピンクマカロンマカロンピンクマカロンマカロンピンクマカロンマカロン



みなさん、お久しぶりです!
今日は息抜きに
久しぶりに更新しました♡


またちょこちょこ書いていくので
覚えておられる方がおりましたら
また遊びに来てください♡♡♡





ここまで読んで下さりありがとうございました!
それではみなさん、

まーたねっキラキラキラキラ



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