2月6日、ユタ州アルパインで開かれた青少年のファイヤサイドでウィルコックス兄弟が行った問題発言が波紋を呼んでいます。
https://showbizcorner.com/what-did-brad-wilcox-say
ブラッドリー・R・ウィルコックス兄弟は,モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)中央若い男性会長会第二顧問です。
また、BYUの教授でもあります。
ウィルコックス兄弟が中学・高校生のモルモン青年たちに語ったスピーチがネットで流出し、それが問題発言だと批判され、彼は公に謝罪をしました。
これがアメリカでニュース
で取り上げられたのでご紹介します。以下に問題スピーチを要約和訳します。
「私の知り合いで末日聖徒(モルモン)でない女性が結婚することになりましたが、彼女は『死が二人を分かつまで』という言葉が嫌いだと言います。そこで『うちの教会は“永遠に結ばれる”と言うんだよ』と教えました。
その後、私はプロテスタント教会で彼女の結婚式に出席した時、牧師はこう言ったんです。
「この世と永遠にわたるまであなたたちは夫婦です」と。彼女が牧師さんに通常より少し高いお金を払ってそう言うように頼んだのでした。
私は、「こんなの間違っている」と思いました。なぜなら、末日聖徒イエス・キリスト教会以外には神権が存在しないからです。
天の神様から権威をもらっていないからこのようなことを言う権利はこの牧師にはありません。
他の教会は単に“教会ごっこ”を行っているに過ぎないのです。他の教会でやっていることには意味がないのです。
『どうして黒人は1978年まで神権を与えられなかったのかブリガム・ヤングはバカだったのか
教会の会員たちは人種差別者だったのか
』と尋ねる人がいます。
でも、こんな質問をするのは間違っています。
恐らく、私たちはこう質問するべきでしょう。
『どうして神は1829年まで白人や他の人種に神権を与えなかったのか』と。
異邦人もユダヤ人より後に神権を与えられたこと等を考えると、黒人に神権が与えられたことをむしろ感謝するべきでしょう。
『じゃ、なんで女性には神権が与えられないの?』と怒って尋ねる人もいます。
しかし、姉妹たち、あなたたちは神権を持たなくても神殿に入れますね。神権の祝福はそれを有していなくても得られるのです。
ですからすべての人に神権は要らないのです。
いろいろなことにつまづいて教会を去る人はいますが、末日聖徒イエス・キリスト教会を去ったら人生の目的はなくなり、良いことは全部終わってしまいます。私はそんな所へは行きたくありません。」
②「モルモン教 ウィルコックス兄弟の黒人差別発言へのリアクション」へ続く