今回は以前書いたブログのリメイクです。

2016年の7月2日、私はモルモン教会の府中ワードでモルモンの女性の宣教師2人と会った。

一人はアメリカアメリカのユタ州から来た外人でもう一人は日本人日本だった。
 私はこう質問した。
「モルモン教会は以前、一夫多妻をしていましたね、あれはどうしてやったのか知ってる?」
すると、外人の宣教師が答えた。
「一夫多妻?うぇー、気持ち悪い、あれは神からきたものじゃないんです、、、
私はユタにある、ライオンハウスを訪れたことがあります、
ブリガム・ヤングの妻たちが住んでいたマンションのことをライオン・ハウスと呼ぶんです、
ツアー出来るんですよ。」
(ブリガム・ヤングには55人もの妻がいたという。)

これには驚いた!
神からきたものではい?一体何を言ってるんだ、この宣教師は!?
2013年から、モルモン教会は正式に「福音のテーマの論文」をネットで発表し始めた。
 今まで、教会がなるべく信者や非信者に言わないようにしてきたことを少しずつ公表し始めた訳である。

そのうちの一つがこれ。

これは教会公式記事で、以下のことが書かれている。
●教祖ジョセフ・スミスが一夫多妻を始めた理由は、天使にやれ、と脅されたから。
●天使が3回訪れて3度目にはさやから抜いた刀を持って現れ、
「完全に一夫多妻の教えに従わなければ滅ぼすぞ、」と脅した。
●結果、ジョセフは何十人もの妻を持ち、その中には14歳の少女や既婚者も含まれた。
●ジョセフたちは一夫多妻をなるべく秘密にしようとし、モルモンでない人たちには「一夫多妻などやっていない」とウソを言った。

 ここで私が会った宣教師の言葉を引用してみよう。
「あれは神からきたものじゃないんです
あれ?完全に教会の大管長の教えと反することを言ってる。
 私は宣教師たちを監督する責任にある、「伝道会長」と呼ばれる人物に電話してみた。

彼はいなくて奥さんが電話に出た。
私は尋ねた。
「ジョセフ・スミスは既婚者とも結婚したんですよね?」
彼女は言った。
「それは間違っていると思いますよ。どこでそんな情報を得たんですか?」
「どこって、あなたの教会の公式発表の『福音のテーマの論文』に書いてありますよ!」
後に、もう一度電話して今度はご主人の伝道会長と話せたので、同じ質問をすると、
「福音のテーマの論文?これは教会の正式なものじゃないですね。」
というので、
「そうなの?」と不安になった私は、広尾にあるモルモン教会の本部に電話した。
ここの受付の女性がインスティチュートの生徒さんで、先生からきちんと論文について習った、と以前教えてくれたので、もう一度確認をとることにしたのだ。

私は広尾の本部に電話して、例の女性にもう一度
「福音のテーマの論文は教会正式文書でいいんですよね?」と尋ねた。
彼女は少しむっプンプンとして言った。
この『福音のテーマの論文』は確実に教会から出された正式なものです。きちんとLDS.ORGと書いてあるでしょう?」
念のために、私は彼女のインスティチュートの先生である、K兄弟にも電話して確認を取った。

この論文は確実にユタの教会本部が出したものである、と。

私は再度、東京伝道部に電話し、伝道会長さんに言った。
「私が『ジョセフ・スミスは既婚者とも結婚したんですよね?』と聞いた時、あなたの奥さんは『それは間違ってる』と私に言いましたが、間違っていません。福音のテーマの論文にそう書いてあります。そしてこの論文は正式に教会が発表したものだと、確認も取りました。
もし違うと思ったら本部に聞いてください。」

すると、この伝道部長はこう言ったのだ。
妻はあなたが間違っているとは言っていない、と言ってます。ただ、わからない、と言っただけだと言ってます。」グラサン

雷!!?私は憤りを感じてこう言った。ムキー
「はぁ?私が嘘を言ったとでも言うんですか?彼女は確かに、私が間違っている、と言いましたよ!」本当に腹が立った!むかっ
自分が間違ったことは棚に上げて、私が勘違いしたかのように言ってのけるとは!
やはり、モルモン信者は平気でウソをつくものなのか?

今まで何度もウソをつかれてきたけど、又か!

次は会話を録音マイクしておくべきかもしれない。

彼は慌ててこう言った。「それでは、それは撤回します、それでいいですか?」
私は言った。「宣教師の中には、このことについて何も知らないで間違ったことを求道者に教える人もいます。
どうか、この論文をきちんと読んで宣教師たちにも教えてあげて下さい。」

この伝道部長夫婦、日本人なのだが、自分たちが間違ったことを私に言ったことについては一言も謝らなかった。

モルモン教会はいつもいつも、「私は教会が真実だと知っています」と言うけれど、教祖が実際何をしたのかも知らないでどうして「私は真実を知っている」と言えるのだろう?
 いや、知らないからこんなことが言えるのだ。
無知な人ほど、高慢になれる
 私もそうだった。
自分は真実を知っている、と信じ込んでいた。ゲラゲラ 恥ずかしい限りだ。
でも自分の小さなプライドなど捨て、真理を知る道を選んだ。

そして真理は私に自由を与えてくれた。虹