【2015年に、モルモン教会は、新しい方針を打ち出しました。】
それは、ホモセクシュアルのカップルに育てられている子供たちは、8歳になってもバプテスマを受けることが出来ない、です。18歳になって、親のしていることが罪であると認め、家から出た人だけがバプテスマを受けることが出来ます。
これに関する教会の公式サイトは以下の通りです。
●The Church of Jesus Christ of Latter-day Saints
日本公式ウェブサイト - English November 13, 2015
「Dear Brethren and Sisters:
The Council of the First Presidency and Quorum of the Twelve Apostles provides the following guidance in applying provisions on same-gender marriage recently added to Handbook 1:
Revealed doctrine is clear that families are eternal in nature and purpose. We are obligated to act with that perspective for the welfare of both adults and children. The newly added Handbook provisions affirm that adults who choose to enter into a same-gender marriage or similar relationship commit sin that warrants a Church disciplinary council.
Our concern with respect to children is their current and future well-being and the harmony of their home environment. The provisions of Handbook 1, Section 16.13, that restrict priesthood ordinances for minors, apply only to those children whose primary residence is with a couple living in a same-gender marriage or similar relationship. As always, local leaders may request further guidance in particular instances when they have questions.
When a child living with such a same-gender couple has already been baptized and is actively participating in the Church, provisions of Section 16.13 do not require that his or her membership activities or priesthood privileges be curtailed or that further ordinances be withheld. Decisions about any future ordinances for such children should be made by local leaders with their prime consideration being the preparation and best interests of the child.
All children are to be treated with utmost respect and love. They are welcome to attend Church meetings and participate in Church activities. All children may receive priesthood blessings of healing and spiritual guidance.
May the Lord continue to bless you in your ministry.
Sincerely yours,
The First Presidency
●The Church of Jesus Christ of Latter-day Saints
Church News 日本公式ウェブサイト - English 12 NOVEMBER 2015
「Elder Christofferson Says Handbook Changes Regarding Same-Sex Marriages Help Protect Children」
Contributed By Sarah Jane Weaver, Church News associate editor
ここでは、2015年11月6日に12使徒のクリストファーソン長老がインタビューで話した内容が載っています。
「監督などの神権指導者へ与えられる方針の書かれたハンドブック1に変えられた部分がある。これは世界中の指導者たちに既に送られた。新しい方針では、同性同士の結婚は「背教」であり、教会の法廷で裁きを受けなければならない。(これを Church disciplinary council といいます)
アメリカや他の国々で同性間の結婚が認められているのは確かだが、主はこれを認めていない。疑いや質問の余地は一切ない。主は絶対に罪に対して言い訳をなさらない。正しいことを行うのにひるみはしない。」
●「 Frequently Asked Questions」(よく聞かれる質問)
「性的な関係は法律上結婚した男性と女性の間で行われるべきものである。そして、同性同士の結婚は、罪であり、神聖に造られた家族を破壊するものだ。
教会はLGBTの人たちが存在し、一生変わらないかもしれないと認める。そしてそれは罪ではないとする。将来、ゲイ同士の結婚を認める可能性は絶対にない。」
【これに対しての反応】
多くの現役モルモンがこれに戸惑いを隠せないと、ネットやサイトで意見を述べています。
●2015年11月9日に配信された「Trib Talk: LDS policy on same-sex couples, their children The Salt Lake Tribune」
数人の現役モルモンが語り合っている動画です。ここでは以下のような会話が行われています。
「僕は僕の夫と暮らしていて、子供も育てている。僕は教会は大好きで、心から信じている。でも、僕たちが「背教」したと言われて、本当に辛い。僕は神様から答えをもらって、男性と結婚したんだ。それなのに!僕のワードの人たちは優しくて、教会に行ったら、みんなが僕を抱きしめてくれて、心配してくれた。」
「こんなのは私の信じていた教会ではないわ。子供たちの為にこの方針が必要ですって?一体どこが?モンソン大管長がいたら、こんなことは起こらなかったはずよ!私は個人的に12使徒の数人とお付き合いがあるの。何人かの12使徒は、愛が足りない、理解が足りないのよ。」
●動画 FOX 9ニュース「Thousands of Mormons Resign Over Discrimination of LGBT Families」
Ann H. Coulter 2015/11/10 に公開
「たくさんの人がこの新しい方針に抗議して、脱会する決意をネットでシェアしました。元モルモンで、弁護士のMARK NAUGLEは、今まで無料でモルモンを脱会したい人たちの助けをしてきて、既に200人程の人の脱会を手伝ったそうです。
今回の方針を受けて、1400人ものモルモンが教会を脱会したいと申し出ているとのことです。マークさんも、近じかシティクリーク公園で行われる大量脱会集会に向かい、スムーズに脱会が出来るように手助けをするということでした。
●動画 LDS mass resignation
toddwalkerreporter duffy84 2015/11/19 に公開
Nov. 14 over 1500 people showed up to hand in a letter of resignation to the Mormon church. Here are some of the speeches given that day.
2015年11月14日、1500人を超す人が集まり、モルモン教会からの脱会を望む手紙を提出しました。そこで行われたスピーチの幾つかを以下に載せます。
「モルモン教会は、長年の間、黒人・女性・LGBTたちに攻撃をしかけてきました。悲しんでいる人、あなたは一人ではありません。怒っている人、あなたは一人ではありません!そして、私たちは愛することを選びましょう!」
「25年前、私がステイクの高騰評議員だった時、ある帰還宣教師がゲイであると知りました。私は彼に手紙を書きました。ここにその手紙があります。私の名前も住所も書きませんでした。でも、実は私も彼と同じ気持ちを持っていたと書いたんです。しかし、これを投函することはありませんでした。1か月後、この帰還宣教師が首つり自殺をしたことを知りました。彼は2年間、自分の人生をこの教会に捧げたのに、罪びとだとなじられ、耐えられなくなったのです。どうして、彼を助けることが出来なかったんだろう?私は当時、女性と結婚して子供もいて、それを失うのが怖かった。自分にウソをついてついて生きていたけど、教会に否定されるのが怖かった。
ようやく、9か月前に、自分がゲイだと告白しました。」
「ここにいる人たちは、多くが、一生懸命教会のひどい扱いに我慢してきたのではないでしょうか?私もそうです。でも、我慢も限度があります。こんなひどい方針にが耐えることはありません。ルールよりも、人の気持ちを優先しましょう!」
「もし、教会が僕をいらないというのなら、それは仕方がない。でも、僕の子供にそれを追わせないでくれ!」
「僕は今日、BYUの友達たちとここにきています。BYUでは、魔女狩りのように、ゲイの学生たちを狩るんです。知り合いが、愛する同性のパートナーを見つけた時、家族や教会のメンバーたちから捨てられました。PROP8では、同性同士の結婚をやめさせるために、教会はたくさんのお金を使いました。僕は、正しいことをするためにここにいます。何もしなかった、と、後で後悔したくない。」
【私の感想】
皆さん、ユタに住んだことがありますか?私は住んでました。高校も行きました。
隣近所、学校の友達はほとんどがモルモンで、学校でセミナリーのクラスがあるんです!今回の教会の方針は、ユタに住んでいる子供にとってはひどい差別です。
今回のリサーチで、東京南伝道部に電話して、ユタから来た宣教師にこの方針は本当か、と尋ね、そうだと確認をとりました。
私は、BYUでゲイの友達がいたから彼らの苦しみがわかるけれど、身近な人にゲイがいなければ、わからないことかもしれません。
以前は黒人も同じ差別を受けました。誰よりもまじめで、聖典も読み、人助けをしている男子でも、黒人だったらアロン神権をもらえません。聖餐のパンと水をパスすることさえ、出来ません。
「どうして僕は/私はこんなに頑張っているのに、良い人間になろうとしているのに、バプテスマを受けられないの?」と尋ねられたら、何と答えればよいのでしょう?
●モルモン教会に洗脳されてた時は、「それでも教会を去らなかった人だけが天国へ行くんだ。」と愚かにも思っていたけど、今は違います。
「あなたは素晴らしい子よ。そのあなたを受け入れない教会に行くのはやめましょう。あなたを心から歓迎してくれる教会を探しましょう」と言ってあげられるのが、本当に素晴らしい親なのだと思います。
●信仰箇条と矛盾している
信仰箇条13条を、子供の時に覚えさせられました。第2条を以下に上げます。
「私たちは、人は自分の罪のゆえに罰せられ、アダムの背きのゆえに罰せられないことを信じる。」
今回の方針は、罪のない子供にその親の罪をかぶせることになります。
