先日才能心理学の北端康良さんのセミナーに
参加をし、2時間じっくり学んできました。
自分の専門分野って無意識にやっている事が多く
自然に出来てしまう事も多いのですが、
無理なく自然に出来てしまう事の中に才能の源泉が
隠れている、そんなお話でした。
ボクが自分の事を本当に幸せだと思うのは
自分が一番好きで最も興味を有る事が
そのまま仕事に出来ている事なんです。
祖父そして父も洋服屋、しかも2人とも起業している
そんな環境で育ったボクは小さい頃からすごく
洋服が身近な環境で育ちました。
特別服に興味があったわけではないのですが
いつか自分も服屋さんになるんだろうなーと
自然に思って幼少期を過ごした事を良く覚えています。
服に興味が出だしたのは高校生の頃
でも何を買って良いか、どう合わせていいか分からず
ひどくダサイ高校生でした。
そんなボクを不憫に思った姉が毎日のコーディネート表を
作ってくれボクは救われたわけですが
(この辺の詳しいお話はコチラをどうぞ)
本格的に洋服にはまっていったのはユナイテッドアローズに
入ってから、服の着方や選び方を徹底的に叩き込まれ
どんどん服が好きになっていきました。
服自体も勿論大好きなのですが、本質的には何が好きなのか?
を北端さんのセミナーに出てから色々考えてみました。
すると色々な答えが自分の中で出てきたのですが
◆美しい物を見るのが単純に好き
◆人の変化を見るのが好き
◆演出やプロデュースをするのが好き
そんな事が本質的には好きなんです。
だからボクの仕事は服を売ることではなくて
服を使ってお客様を理想の姿に演出する事が
ボクの仕事の目的になるんです。
そう考えだすと色々な展開が考えられますよね、
お客様を理想の姿に演出する為には服だけでなく
髪型、持ち物、姿勢、話し方、考え方に至るまで
まさにその人の生き方全てにあてはまります。
カッコイイ服を着ている人がカッコイイわけではない、
人への態度、考え方、見た目、話し方、そう生き方全てが
カッコイイ人が本当の意味でカッコイイ。
イルサルトでスーツを作るようになってから考え方が
変わって、色々な事に前向きになれました!
なんて言われる時があるのですが本当に嬉しいです。
服を作る過程で色々な質問をさせて頂くのですが
その中で今まで気づかなかった自分の魅力に気づき
輝き出す方もいらっしゃいます。
服を通してお客様の自分では気づいていない魅力を
引き出し、より楽しく毎日を過ごしてもらったり
仕事の成果を上げてもらったり、やはりそんな所に
ボクの価値があるんではないかと思っています。
そして世の中にカッコイイオヤジが増えていったら
こんなに楽しいことはないですね。
北端先生に色々なヒントを頂いたので
ちょっとそう言った部分を深掘りしようと思います!