今日はボクの履歴書シリーズ第33弾です!
今までの履歴書はコチラからご覧下さい!
http://ameblo.jp/exma-classico/theme-10078747866.html
上海ワールドから、北京本社の中国ワールドに異動したのが
2002年7月21日、30歳の誕生日を目前にしていた時期でした。
そして最初に衝撃を受けたのが
各店舗の売上明細を全て手打ちしていた事、
しかもそれが出来上がるのが月曜日の夕方・・・
月曜の朝行けば全ての資料が揃っていて
すぐに分析を始め、夕方位には検証結果を見た
次の打ち手が決まっていて、火曜からすぐ実行!
日本での仕事の進め方はそんな感じでしたが
インフラが整備されていないここ北京では
資料が出来上がるのが夕方、しかも手で数値を打つので
間違いもあり、信憑性は100ではない。
しかもその資料を作り上げた段階で疲れてきっていて
肝心の次にどんな手を打つのかまでなかなか考えれない。
如何に今まで自分が色々な方に支えてもらい
恵まれた状況で仕事していたかを痛感しました。。。。
でも文句は言っていられない,今の状況で出来る事をしようと
販売状況を数値で測れるように様々な改善をしていくと
色々な事が分かってきました。
日本の様に成熟した市場だとデータとかも役に立ちますが
この時期の中国の様に毎年高度成長をしている国では
前年のデータなんかはあまりアテになりません。
前年データにとらわれすぎると判断を間違う時も多く
新たな市場をどんどん開拓していく!
そんな事もすごく必要なのが当時の中国でした。
当時ボクが担当していたファージュと言うブランドで売っていた
セーターの価格は700元(日本円で9000円ほど)
それでも貨幣価値を考えたら十分に高い商品だったのですが、
都会を中心に高所得者が増えている事から、
もっと価格の高い商品群の開発が始まりました。
そして開発したのが今までの価格の3倍
2000元(26000円)のカシミアのセーター、
貨幣価値を考えたら10万円ほどするセーターを開発しました。
今までの3倍の価格の商品はさすがに売れないだろう・・・
日本ワールド本社の人間も含めそう思っていたんです。
そのカシミアが投入されたのが金曜日の夕方でしたが
土曜の朝には全て売り切れてしまいました・・・・
次回に続く!
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