ボクの履歴書 vol.25(恐るべし中国) | 経営者専門のスーツ仕立て屋 イルサルト代表末廣徳司によるスーツ着こなし術

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こんにちは!イルサルトの末廣徳司です。

ここの所毎日書いている末廣徳司の履歴書もついに25回目
今までの履歴書はコチラからご覧下さい!
http://ameblo.jp/exma-classico/theme-10078747866.html


中国に来た初日の朝、トイレが詰まり
そして帰宅してからお風呂に入ろうとするとお湯が出ない
赴任3日目、家に帰ってくると何故か部屋全体がホコリだらけ・・

何が起こってるんだ・・恐るべし中国・・・・


マンションも見栄えは確かに立派なのですが、
作りが雑なので冷暖房の効きがとにかく悪い。
しかも無駄に部屋が広いので暖房が効くのに
2,3時間もかかる有り様


古北
島耕作の様な都会的な駐在生活を想像していたのに・・・


上海での仕事は、日本のワールド向けの商品の
素材提案~サンプル提案~商品生産~納品まで
の全ての仕事。上海ワールドの直営工場は
市内から車で約1時間の所にあり、朝会社に出勤し
昼からその直営工場に行く、そんな毎日でした。


上海W

今は移転してしまいましたが、以前の上海ワールド


日本で多少モノ作りに関わったとはいえ
モノ作りの現場にいたわけではありません。
でもこの工場はモノ作りの最前線、目の前で
日本で店頭に並べられる商品が作られています。

商品企画の仕事を日本でしていたので
自分の指示した商品がこの様に作られるんだと
目の前で見ると感慨深い気持ちになりました。

ワールドのモノ作りは元々日本国内で全て行われていました、
しかし人件費の高騰で日本で作るのが難しくなり
どんどん中国にシフトしていた、当時はそんな状況です

ですので生産量もどんどん増えて、
上海ワールドの直営工場だけでは賄えなくなり
外注工場を多く使っていました。

上海


カシミアを使った商品をとある外注工場に依頼した時の事、
納期一週間前になってもその外注工場から連絡がありません。
さすがにちょっと不安になってきてその工場に行きました。

嘉定区と言う所にあったその外注工場にボクと
直営工場のナンバー2で日本語堪能、容姿端麗な
連さんという女性と一緒に行きました。
ボクも赴任したばかりで中国語が良く分からなく
1人で行くのが不安だったんです。


そしてその工場に着き、工場内を見渡しても
そのカシミア商品は一枚も無い!!!焦って連さんに
”カシミア商品は何処ですか?” と通訳してもらうと
外注工場の工場長は超早口の上海語で話すので
何を言っているのか全然分かりません。

連さんに通訳してもらうと信じられない答えが返ってきました。



今年は豪雪でカシミア山羊が雪に埋もれて
全部死んでしまったからセーターは作れない!


えええーーーーーー
納期一週間前!!!これが納品出来なかったら
店頭に穴あけるどころか損害賠償にもなりかねない・・・
こんな直前で言う事ちゃうやろーーー

次回に続く・・・・


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