高いニット、安いニットの違い | 経営者専門のスーツ仕立て屋 イルサルト代表末廣徳司によるスーツ着こなし術

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こんにちは!イルサルトの末廣徳司です。

そろそろお店のセールも終盤戦ですが
先日こんな掘り出し物のニットをセールで見つけ買ってしまいました!

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ロベルトコリーナのミドルゲージのニット

ロベルトコリーナはセレクトショップや有名ブランドのOEM生産を
行っている品質には定評のあるブランドで
シルエットの非常に美しいボクも大好きなニットブランドです。



ワールド在職中にニット製品の企画をしていた事があります、
上海ワールドではニット工場に勤務していた時期もあり
ニット作りに関しては多少の知識があります。

そのニット工場にいた時には数千円~数万円の物まで
ありとあらゆるブランドの生産管理をしていましたので
値段がどうしてそこまで違うのかをものすごく勉強しました。

上海W
今は移転してしまいましたが、以前の上海ワールド
ここでは本当に色々な経験をさせて頂きました。
写真を見るだけで何だか泣きそうになります。。



ニットで重要なのは ”原料”
これでほぼ決まってしまうのではないかと思う位大事
ニット製品というのは ”糸を編んで作る” もので
この作業自体はずっと昔から全く変わらない。

あとはどう編んでいくかなのですが
基本的には色々なパターンの組みあわせなんです。

天竺
これが基本になる天竺編み


原料の他にはシルエットを決める ”パターン”
その2つで良いニットかどうかはほぼ決まります。


○ニクロで買えば3000円
ジョンスメドレーやこのロベルトコリーナ、ザノーネ、
クルチアーニ辺りで買えば数万円はします。


その値段の違いをカンタンに言うと


*毛玉になりにくい
*形がなかなか崩れてこない
*シルエットが非常に美しい

などなど色々な違いがあります。
タートルネックがすごく違いが分かりやすくて
安い物はネックの部分がフニャフニャになりますが
上質な物はネックの立ち方が非常に美しい!

ボクももう何年も着ているジョンスメドレーがありますが
全く毛玉になりません。
試しに○ニクロでニットを買ってみたら
数回着ただけでフニャフニャになってしまいました。。


自分が着た時のシルエットの美しさは
洋服の知識がなくても絶対に分かる違いです。

このセールの時期は普段買えない物が手に入るチャンス
結果的には安い買い物になりますので
こんな機会を是非利用して是非上質な物を着てみて下さいね!

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