こんにちは!30歳で大手ハウスメーカーとローコストハウスメーカーで2棟家を建てて住んでみた実際にかかったお金や感想をお伝えして、みなさんの参考にしていただければと思います。


 自分は25歳で首都圏で大手ハウスメーカーの住友林業で家を建て5年間住みました。

 その後資産運用をして資産5000万円で、30歳でサイドファイヤーし田舎に移住。

 ローコストハウスメーカー規格住宅の桧家グループのパパまるはうすで移住先で家を建て住んでいます。

 大手ハウスメーカーとローコストハウスメーカーの実際に体感したメリットデメリットをお伝えします。


 大手ハウスメーカー 住友林業


 みなさんご存知の住友林業の説明をします。

 住友林業は木造住宅の中で最も高級の部類に入り耐震、自由設計、無垢床材などは全て一流です。

 そんな住友林業を項目別に5段階評価します。

 

 価格  ★★★☆☆

 

 価格はやはり大手ハウスメーカーで高価格になってしまいます。

 自分が建てたのは30坪で価格は

     2500万円

でした。

 坪単価は

     約85万円

ほどです。

 そのほかに諸経費が 

     200万円

 

かかるので、全体としては

     2700万円

くらいかかりました。

 価格が高い分、現場監督、設計士、営業、インテリアコーディネーターなど、ワンチー厶で家を作ってもらえるので仕方ないと思います。

 仕様は1階が標準で

     無垢床材

で肌触りや高級感は抜群に良かったです。

 しかし、うちは猫を飼っているため傷つくのが怖くカーペットをひいていたので、かなり勿体ない感じでした。

 もし、無垢床材を検討している人は参考にしてください。

 その他の建具などもかなり品質のいいものを使っていて、友達を呼ぶにはとてもいい住宅でした。

 キッチンは

    トクラスの人工大理石

のもので標準でした。

 お風呂は

    セキスイ製

標準で、さらに

    暖房乾燥機

もキャンペーンでつけてくれて、非常に良かったです。

 なので、住友林業は標準設備でも十分に満足できる仕様になります。

 大手ハウスメーカーの中ではリーズナブルでデザイン性も良くてオススメです!


 断熱性  ★★★☆☆

 住友林業の断熱材は

    高性能グラスウール24K

が仕様されています。

 グラスウールは湿気などに弱く不安に思っている方も多いと思いますが、住友林業は壁に通気層を持ち、施工もかなり厳しく管理されているので、安心して下さい。

 グラスウールの厚さも以下のようにあります。

 

  ガラスは
    アルミ樹脂複合サッシ
    Low-E複層ガラス(アルゴンガス)
が使用されていて結露などはしなかったです。
 住友林業は断熱材や窓ガラスなどはそれなりのものを使っているのですが、ビックフレーム工法でフレーム以外のところ全て窓にもできることができ、我が家も窓ガラスを多めにつけました。
 窓を付けると明るく開放的な家になり満足でしたが、
 窓は性能が良くても壁よりは熱がかなり逃げてしまうので、ここはメリットでもあり、デメリットでもあります。

 住友林業の設計士は太陽の位置も考えてくれるので、冬は太陽の光が入り、夏は太陽光が入らないような設計をお願いしましょう!

 ただ、建物の断熱性能を上げるだけではダメです。
 自然のチカラを利用するのは、住友林業のコンセプトでもあるので、その点は強い部分です。

 耐震性  ★★★★★

 木造の中では最強だと思います。
 ビックフレーム工法は高層ビルを建てられるほどなので住宅レベルで倒壊することはありません。
 
 耐震等級3も取得できますので地震保険が安くなります。

    

 自由度  ★★★★★

 

 木造住宅で自由度は住友林業に勝るところはありません。

 これは、ビックフレーム工法とうい工法のおかげで木造でも高層ビルが建てられるほどの柱を住宅にも採用しています。



 この通常の5倍もの太さの柱で住宅をつくるため、大空間や吹抜などさまざま間取りが可能です。

 2階リビングは都市のなかでも、目線を変えることができ、開放的な空間を作れるのでオススメです。

 なので土地が狭い場所や変形した場所でも住友林業であれば、快適な空間が作れます。

 ならば、軽量鉄骨でもいいじゃないかと思う方もいると思いますが、

 欧米では環境負荷の観点から、環境負荷の小さい木造住宅がいまは主流ですし、鉄よりも木造のほうが熱が伝わりにくいという特性もビックフレーム工法をオススメする理由です。


 アメリカでは爆発的に住友林業の家が売れています。

 住友林業の株もオススメです。


 デザイン  ★★★★★

 

 住友林業の家づくりには設計士やインテリアコーディネーターが必ずついてくれるので、思い通りのデザインの外観や内装を実現してくれます。

 我が家もシンプルですが、思い通りのデザインの住宅ができました。

 これもビックフレーム工法で窓ガラスを好きなところにつけたり、自由にできるがゆえに可能になります!

 こだわりポイントがある方には良いのではないでしょうか。

 



 もう一つは、住友緑化というグループの外構屋さんが外構を担当してくれて、画像のような建物に合った外構を提案していただけるのも住友林業の良いところでした。

 メンテナンス ★★★★★


 建物は30年間ノーメンテナンスです。

 白蟻の防虫剤のみ交換必要

 ほかにも住んで良かったのが24時間電話対応していただける、サービスがあることです。


 我が家も深夜にインターホンが壊れてしまったときも深夜に電話し、深夜に対応シていただいたことがありほんとに助かりました。

 電話番号が登録してあるようで、図面も確認してくださりさすが大手だなと思いました。


 これはローコストにはない部分だと思います。


 メンテナンスでは1年目、2年目の点検で自分たちが気にならないところ壁紙など、全部無料で直してもらえました。

 外構も枯れた芝生など全部直してもらえるので、安心できる部分です。


 営業対応 ★★★★★

 これは担当された人にもよると思いますが、

住友林業の営業はしつこい勧誘もないので気軽に展示場にいくことができます。

 契約から引き渡しまでも、誠実な対応をしていただきました。

 営業の人数が多くゆとりをもっているのが感じました。

 建築途中もいろんな場所の住友林業の展示場にいき、あそこの展示場してほしいとお願いできるのも大手の魅力です。

 イメージしやすさがあります。


 総合評価  ★★★★☆


 住友林業で建てて後悔はなかったです。

 抜群の知名度で売却した際もすぐに売ることができ値段もほとんど落ちませんでした。

 これは大手ハウスメーカーの魅力だと思います。

 もし、転勤など空き家になってもスムストック制度で賃貸に出すことができるのもオススメポイントです。

  

 性能やアフターメンテナンスも良いですが、やっぱり価格高くなってしまうのがハードルになります。

 資金に余力がある方はぜひ唯一無二のこだわり住宅を建てましょう。

 



 ローコスト規格住宅 ぱぱまるはうす


 次に移住してから建築したぱぱまるはうすについてお話しします。

 ぱぱまるはうすは

     Z空調

でお馴染みの

     桧家グループ

の規格住宅専門メーカーです。

 



 移住先の敷地が広く、広くてコスパのいい住宅に住みたいと思い建築することになりました。

 

 そんなぱぱまるはうすについて5段階評価してきます。


 価格 ★★★★★

 価格はさすがのローコストハウスメーカー

 今回の家は

                    43坪プラス5坪の屋根裏部屋

で建物価格はなんと

     1700万円

付帯工事費

     310万円

     約2000万円

で建てられます。


 予算が余ったので、オプションを好きなだけつけることができました。

 オプション代(屋根裏部屋など)

     約200万

それと太陽光発電も安く9.99キロワットで

     198万円

で、京セラ製です。

 これは格安だと思います。 


 なのでトータルで

     2400万円

で大きな家になりました。

 坪単価はオプションつけて

     約55万円

になります。

 ぱぱまるはうすはキッチンなど選べるものが少ないのがデメリットですが、

 キッチンも 

     タカラホーロー

 お風呂

     LIXIL

 トイレ

     TOTO

と普通にいいものが使えます。




 また、カーテンレールや西側にシャッターなどローコストだからどうせ最初からついてないと思っていたものがついていてびっくりしました。

 建物も規格住宅なのでもらったパンフレットの中から建物を選ぶシステムです。


 このパンフレットが素晴らしくパターンが豊富で

    建物価格が書いてある

というのが資金の目処がつきやすいのが良かったです。

 また、別冊子でオプションの冊子があり、そこにもこのオプションはいくらと全て書いてあるのでわかりやすかったです。

 

 打ち合わせで決めるものはオプションと色くらいなので楽チンでした。

 子供が小さい方には良いのではないかと思います。



 断熱性能 ★★★★☆

 

 ぱぱまるはうすはヒノキヤと同じ断熱材の


     アクアフォーム

という発泡ウレタンが使われます。

 これはグラスウールより熱伝導率が低いのでかなり優秀な断熱材になります。 



 さすがに一条工務店ほど厚さがないのでそこまでは断熱性能が高くないですが、
       コスパは最高
だと思います。
 窓ガラスも
       樹脂サッシ
       Low-E複層ガラス
でサッシに関しては大手ハウスメーカーより良かったのが驚きでした。
 また、
       基礎断熱
という工法も冬暖かくて良かったです。
 ほかのローコストメーカーではなかなか難しいのではないかと思います。

 また、オプションで
      Z空調(全館空調)
がつけられます。
 値段は 
      約150万
です。
 ヒノキヤの全館空調がつけられるのはいいところです。
 我が家は家族間の温度差があるのでやめました。
 全館空調を推しているだけあり、断熱性能も良い家です。

 


 耐震性 ★★★☆☆

 耐震等級はオプションでないととれませんが、標準でも
     耐震等級2程度

となります。
 なぜ程度かというと耐震等級をとれるのですが申請するのに20万ほどコストがかかるためです。
 耐震等級2程度あれば震度7は耐えられるのでさほど心配はないかと思っています。

 自由度 ★☆☆☆☆


 これはさすがに規格住宅でツーバイフォーの工法も取り入れているので自由は効きません。


 しかし、和室を洋室に変更、壁をつけたすはできますので、参考にして下さい。


 パンフレットに気に入った間取りがあればそのままいきましょう。

 デザイン ★★☆☆☆

 

 デザインはオシャレなものもありますが、

基本的にはシンプルな作りになっています。


 品質にお金をかけているのがぱぱまるはうすの特徴です。

 メンテナンス ★★☆☆☆


 10年ごとに有料メンテナンスを受ければ、30年間の保障が受けれます。


 しかし、10年ごとに壁の塗装費などが

      約200万

ほどかかるそうでランニングコストはかなりかかると見ておきましょう!


 また、メンテナンスのときがきたら続編を投稿致します。


 営業対応 ★★★★☆


 ぱぱまるはうすの営業の方も押し売り感はなかったので、ぜひ展示場に行ってみて下さい。


 価格がわかるので話しは進めやすかったです。


 人件費削減のため、打ち合わせも設計士ではなく、営業さんと進めていきます。

 

 総合評価 ★★★★☆

 

 なんといっても価格が安いの良かったです。

 

 ローコストでヒノキヤと同じ品質で家を建てられるのはお得だと思います。


 人件費や工期などを削減してこの価格で快適な 


に住めるの良いと思いました。



 規格住宅のパンフレットに気に入った間取りとそれが入る土地があれば良いと思います。


 なので、都市部などの広い面積が取れない場合は自由度が低いのがネックになります。


 気に入った間取りがあればコスパは最高なので参考として下さい。


 資産運用で資産を増やせばメンテナンス費はカバーできます。

 資産運用は別の投稿を参考にして下さい。