○おくりびと
2008年 監督:滝田洋二郎 主演:本木雅弘
第81回アカデミー賞外国語映画賞など名だたる賞を数多く受賞した作品で、様々な企画なども手掛けてきた作家の小山薫堂が脚本を担当していたり、音楽を久石譲が担当していたりと、スタッフやキャストの豪華さでも注目された作品でした。
この作品の良い所は、納棺というなかなか馴染みのない儀礼について、やさしく解説しているという点や、家族や親しい間柄の関係について考えさせられる作品であるという点など、様々あると思います。映画に欠かすことのできない映像の美しさやリズムも、とても綺麗な作品だと思いました。
そんな中で、特に印象に残っているのは、山﨑努演じるNKエージェントの社長と、本木雅弘演じる納棺師という仕事に疑問を持つ主人公のふたりが、一緒に食事をするシーン。
生きるということや、死ぬということは、一体どういうことなのか、改めて思いを馳せることを促すような、穏やかでいて深いシーンだったと思います。
公開されてすぐに見て、色々考えてみたかった作品だなぁと思いました。
自分がもっと年を取ったときに、また観たい作品です。
○風立ちぬ
2013年 監督:宮崎駿 主演:庵野秀明
久しぶりに映画館で観る映画がジブリとは何とも嬉しい時間でした。
パンフレットに「全体には美しい映画をつくろうと思う」と宮崎駿監督の言葉が記されているように、とても映像のきれいな映画だと感じました。これまでのジブリ映画はどちらかというとマンガ風なアニメーションだったと思いますが、今回は美しさを優先させているのだろうと伺えました。
ジブリ映画といえばファンタジーの要素はこれまで絶対に入っているものでした。
しかし今回、実在の人物の半生を描くということで、現実に即した、リアルなものになるのだろうと予想していました。
けれども実際は全然違って、今回もファンタジー要素の強い、幻想的な物語だったように思います。
主人公・堀越二郎の夢や想像のなかの映像が何度か使われていて、そのシーンはとても鮮烈で印象に残っています。
所々、設定が細かく語られていない部分があるので、そこは自分で想像しなければならず難しさも感じたのですが、総じてわかりやすいお話だったと思います。
面白さやエンターテイメント的な要素は少ない映画ですが、確固たるメッセージを伝えるものとして素敵な物語だったなと思いました。
2013年 監督:宮崎駿 主演:庵野秀明
久しぶりに映画館で観る映画がジブリとは何とも嬉しい時間でした。
パンフレットに「全体には美しい映画をつくろうと思う」と宮崎駿監督の言葉が記されているように、とても映像のきれいな映画だと感じました。これまでのジブリ映画はどちらかというとマンガ風なアニメーションだったと思いますが、今回は美しさを優先させているのだろうと伺えました。
ジブリ映画といえばファンタジーの要素はこれまで絶対に入っているものでした。
しかし今回、実在の人物の半生を描くということで、現実に即した、リアルなものになるのだろうと予想していました。
けれども実際は全然違って、今回もファンタジー要素の強い、幻想的な物語だったように思います。
主人公・堀越二郎の夢や想像のなかの映像が何度か使われていて、そのシーンはとても鮮烈で印象に残っています。
所々、設定が細かく語られていない部分があるので、そこは自分で想像しなければならず難しさも感じたのですが、総じてわかりやすいお話だったと思います。
面白さやエンターテイメント的な要素は少ない映画ですが、確固たるメッセージを伝えるものとして素敵な物語だったなと思いました。
○桐島、部活やめるってよ
2010年 監督:吉田大八 主演:神木隆之介
朝井リョウの同名小説を映画化した作品。
タイトルロールは桐島だが、物語中に桐島本人は登場することなく、登場人物たちの会話の内容から推測することしかできない。
結局最後まで桐島の謎は多く残されたまま上映時間が終わってしまうので、観終わった後なんだか釈然としない感じが残る映画だった。
映画部のぱっとしない感じや、クラスの中心にいる女の子たちの面倒くささなど、なんだか高校時代を思い出させられるようで、ジャンルとしては青春映画に分類してもいいのかなと思いました。
でも、桐島が登場しないで進んで行くハラハラ感や、うまくいかない人間関係など、色々な要素が複雑に絡み合って出来ている物語なので、なかなか一概に言えるものでもないのかなと思います。
ただ、予告編やロードショー時に観た人の感想から、もっとサスペンス風な映画だと予想していたので、そういう訳でもないんだなと…笑
小説や映画の特典映像などでスピンオフの物語があるようなので、それにも興味を持てる作品でした!
2010年 監督:吉田大八 主演:神木隆之介
朝井リョウの同名小説を映画化した作品。
タイトルロールは桐島だが、物語中に桐島本人は登場することなく、登場人物たちの会話の内容から推測することしかできない。
結局最後まで桐島の謎は多く残されたまま上映時間が終わってしまうので、観終わった後なんだか釈然としない感じが残る映画だった。
映画部のぱっとしない感じや、クラスの中心にいる女の子たちの面倒くささなど、なんだか高校時代を思い出させられるようで、ジャンルとしては青春映画に分類してもいいのかなと思いました。
でも、桐島が登場しないで進んで行くハラハラ感や、うまくいかない人間関係など、色々な要素が複雑に絡み合って出来ている物語なので、なかなか一概に言えるものでもないのかなと思います。
ただ、予告編やロードショー時に観た人の感想から、もっとサスペンス風な映画だと予想していたので、そういう訳でもないんだなと…笑
小説や映画の特典映像などでスピンオフの物語があるようなので、それにも興味を持てる作品でした!