苦役列車 | わたしの本棚

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○苦役列車
2012年 監督:山下敦弘 主演:森山未來



西村賢太の同名小説を映画化した作品。wikiによると、原作とは結構離れた映画化になっているようです。
映画を観てみて、『苦役列車』というタイトルの意味はあまりわからなかったので、そこは原作を読んで理解すべきところなのかなと思う反面、映画でもこのタイトルの意味がわかるような工夫をしなければならなかったのではないかな、とも思いました。

くだらない、大して面白くもない青春映画でしたが、なんとなく憎めないこの森山未來演じる主人公が、このろくでもなさによって何だか面白いような気がしてしまう、不思議な魅力のある映画でした。
特に起承転結というものもなく、それぞれの登場人物との関係が淡々と描かれていく物語の進め方も、本当にくだらないけど、嫌いじゃない、観終わった後味が悪くない、そんな作品だったと思います。

原作を読まないとわからない部分も多くあると思うので、もうちょっと描き切っちゃってもよかったのではないかなぁというのが率直な感想です。