オリンピック・パラリンピック組織委員会、森会長の発言の波紋が日に日に大きくなっていったのにはそのスピードとともに驚きでもありました。
あの年代の人、特に政治の世界の人の感覚からしたらそれほど大したことではないとの認識であったのでしょう。昭和、ムラ社会の感覚ですね。
ところが今の時代は通用しないものでした。
かつてセクハラ、パワハラがコンプライアンス上の問題とされてきた時も同様であったかと思います。(まあ、いまだに問題がありますが・・・)
今回の動きを見ていてつくづく思うことは、
組織のトップの人に求められるリスク感度ですね。以前は容認されたことも今は即アウト!
組織のトップ、特に公の立場に関わる人は、内向きになることなくしっかりと世の中の流れをつかんでいかないといけないです。
また、トップの言葉には影響力がありますが、それは常日頃の思いや考え方がベースになります。
そのためにも、常日頃から倫理観をしっかりと磨いていくことを怠ってはならないとも。