今日は24節気での立春、旧暦で新年がスタートとなる日

昨日にはコロナ感染症対策としての緊急事態宣言が延長されることとなりましたが

ワクチン接種前倒しの話もでてきており徐々に明るい方向へと向かっているのではないかと。

 

3密(密閉、密接、密集)の回避により各種イベント等の活動が中止されていて、

誰もが世の中の活気が減退していることを感じていることでしょう。

しかしながら、ここがこらえ時と一人一人がしっかりと自覚していかなければなりません。。

 

ここで改めて思うことは、新しい常態といわれる中でのDX(デジタルトランスフォーメーション)への

取り組み方についてです。

 

コロナ禍が始まったころには、芸能人関係の痛ましい事態もあって緊張感が高まり、

働き方改革としても在宅、テレワークへのシフトが急激に進んだ感じがあり

DXへの取組も大きなテーマともなっていました。

 

ところが、実際のDXへの取組みが具体的に進んでいるかと言えば懐疑的な状況でしょう。

そもそもDXは単に業務のオンライン対応を進めることではなく、

デジタル技術を活用して事業モデルを変えることにあります。

 

既存システムの活用方法を改善するとかではなく

クラウドでの新しい技術の導入やセキュリティーへの対応で管理コストを削減しつつ

次のイノベーションへの投資を図っていくことが重要となります。

 

コロナ禍の収束で世の中がすべて元通りの姿に戻るとは想定されません。

この間に経験していることが新たな生活様式へとつながっていくことは確実だと思われます。

とはいえ、人とのつながりが大事であるということも改めて感じられました。

 

キーとなるデジタル技術をビジネスとしてどのように活用していくのか。

従来の延長思考でないゼロベースでの考え方が重要となっているようです。

改めて、進化のためにDXについて真剣に考える年度となりそうです。