仕事柄、セミナーの開催はよくあるのですが
出席された方にちゃんと伝わっているかは気になるところです。
基本的には一般の方が出席されるセミナーが多いので
会計に関する知識はバラバラです。
それだけに、話しながら反応を見つつ、易しすぎず、専門的すぎず、と意識はしていますが
終わった後のアンケートに『難しかった』と書かれていたときは結構、ショックですね。
どこが難しかったのかを書いて下さっていれば助かるのですが
細かく書いて下さる方は極めて少ないです。
自分にとっては普通のことでも、他の人にとっては全く分からないこと。
逆の立場の場合もありますから、このあたりの伝え方に注意が必要だとつくづく思います。
難しいことを分かり易しく伝えるのが本当のプロ。
易しいことを難しく伝えるのは論外ですが(笑い)、
専門家はどうしても難しく伝えてしまいがちです。
意識はしているのでしょうが・・・・
このようなことは病院で診察結果の説明を聞いているときによく感じます。
分からないことをどう質問していいかも分からないこともあり、
まあ、大丈夫かと、そのまま、『有難うございました』ってことも(笑)
相手の立場に立つことの難しさでもあります。
サービスの基本ですから、しっかりと意識していきたいものです。