三度目の申請でゴーン氏の保釈が認められました。
自宅に監視カメラを設置するとか、制限付き携帯電話しか使えないだとか
色々と証拠隠滅防止の対策を考えて認められたとのことですが・・・・。
今回のことで感じることは、グローバル企業での事件、有力外国人が絡む事件への対応の難しさですね。
まず驚くことは被疑者となった当事者本人のメンタリティーの強さです。
報道されている状況からだけでの判断ですが、どうみても有罪だと思うんですが、
本人の無実主張、そして、その発信力の強さは強烈ですね。
また、いろんな意味で海外からのプレッシャーがかなり影響しているということ。
確かに、拘留期間の長さは自白強要につながる可能性は否定できず、
弁護士の立会がない調査手法にも課題はあると思います。
人権に関する歴史があり、意識が高い外国から見ると異様な制度と言えるでしょう。
しかしながら、立証のための証拠隠滅のリスクを回避しなければいけない状況で
監視カメラの設置や制限付き携帯電話といったことで担保されるのでしょうかねーーー。
お上意識が強い日本が変わっていくためには、やはり外圧が必要なのかなあーーと思いつつ、
ちょっと、腰砕けでは・・・の感もありますね。
司法取引も活用した調査だけに検察の威信をかけた案件とも言われています。
単なるお家騒動に終わらせることなく、きちっとしたケジメをつけてほしいものです。