日産にまたまたゴーン嵐が吹き荒れています。
前回はコストカッターと恐れられたが、
見事なV字回復につながり時の人に!

今回は何とも情けない人に。
報酬を隠さなければならないとは。

そもそも役員報酬に対する感覚が
日本人と外国人では違っていると思いますね。

グローバル企業として成長するためには、世界に通用する人材が必要で、そのためには報酬も
グローバル基準にしないといけないと考えることには同意できます。

そこには成果に対する分配の意識がはっきりでています。だから、担当者の職域、権限と責任範囲を明確にすることが重要になります。

この点、理解はできますが、何か日本人の感覚と違和感があります。
和をもって尊しとする文化ですからね。

役員報酬に関しても、理論的な説明は別にして、
成果を上げてしっかりぶん取る狩人感覚と、
必要な分だけ取って後々に備える農耕感覚の差はやはり大きいのではないかと感じています。

報酬委員会の話題がよくでています。
これも理屈としてはわかりますが、
実効性の点でどうでしょうか?

そもそも上場企業である以上、
グローバル基準に準拠することは大事だと
思いますが、それが欧米基準であることに
違和感があるのだと思いますね。