スポーツ界が揺れています。

相撲、女子レスリング、アメフト、ボクシング、居合道、バスケット、女子体操と。

閉鎖された社会においてみられる問題のようです。

 

コンプライアンスが重視される社会となってきて

その範囲はどんどん広がってきています。

パワハラ、セクハラに始まり、○○ハラといわれる問題行為が結構あります。

 

確かに、暴力行為や反社会的活動・行為については

厳しく責められるべきことで、慎まなければならないことだと思います。

個々人の慢心、傲慢、気のゆるみが怖いです。

 

一方で、一流のスポーツ選手に育てるためのトレーニングには厳しさが求められ、

コーチの存在が重要、不可欠であり、その指導の方法にも色々なスタイルがあります。

 

最高のパフォーマンスを出させることが重要課題であるだけに、

傍目には無茶だと思えるような指導も必要になるでしょう。

それだけに、師弟関係の前提にはしっかりとした信頼関係がなければなりません。

 

一般的に判断して、行き過ぎた指導ではと非難される状況に対し、

当の本人が自分のためを思って厳しく、ハードな指導をしてくれているとと

受け入れているといった状況には信頼関係があるからにほかなりません。

 

指導とパワハラ、違いはどこにあるのでしょう。

少なくともパワハラには相手に対する愛情はないでしょうね。

(自分の感情はあるけれども)

 

このようなことは、会社組織においても同様でしょう。

個々人の成長は組織の発展に不可欠の要素であるだけに

リーダー、上司の指導が重要となってきます

 

最終的には、それなりの立場にたつ人間は、しっかりとした意識をもって

ことに当たらなければいけないということなんでしょうね。

愛情、品位といった人間力の部分なのか・・・・。