最近、労働生産性がよく話題になっています。

働き方改革についての議論に相まってのことで、

人手不足が問題になってきていることも大きいのでしょう。

 

日本は外国に比べて労働生産性が低いと言われています。

何が問題なのでしょうか????

企業(会社)に対する考え方が大きく影響しているかもしれません。

 

海外では、会社はあくまで給料を得る場所なのでしょうが、

日本の場合、社員間の家族的なつながりを重視する雰囲気があるのと

『三方よし』的な感覚もあって、独り勝ちを良しとしない意識も影響しているような・・・・

 

いずれにしても、過労による鬱や死亡が問題となり

これから人手不足が厳しくなっていくことを考えると生産性を高めることを

真剣に検討していく必要があります。

 

労働生産性はアウトプットとインプットの割合です。

アウトプットである付加価値に対してインプットである労働がどれだけ投入されたかの比率。

1人当たりであったり、1時間当たりであったり、単位当たりの付加価値額が問題となります。

1人当たり付加価値額でいえば、1000万円が目安だとか。

 

付加価値額は難しい概念ですが、

一般的には加算方式で求められています。

すなわち、経常利益+人件費+賃借料+租税公課+(減価償却費)+金利費用の合計額。

 

 

とにかく頑張る!という、インプット思考の姿勢も大事ですが

やはり、どれだけの成果があるのか!といったアウトプット思考が重要になってきています。