売上高営業利益率改善ランキングで上位30社の半数近くが
関西に強みがある業種であるとの記事が出ています。
企業は会計指標を活用して経営改善を進めます。
売上高や利益などは結果であり、改善にはプロセス管理が重要となります。
そのために重要となるのが、KPI(重要業績評価指標)といわれるもの。
結果である経営目標そのものでなく、その目標を達成するためのプロセスを
モニタリングする指標となります。
経営目標とする主な会計指標としては、、
売上高、営業利益、売上高営業利益率、ROE(自己資本利益率)、
ROA(総資産利益率)などの財務指標があります。
一方、主なKPIとなると、会社によって色々な会計指標がありますが
概して非財務の指標なるでしょう。
例えば、売上高アップを目標とした場合、
売上高↑=単価(単位当たり金額)↑×数量↑で、
この単価↑か数量↑をモニタリングできる指標をKPIとして選定することになります。
単価(単位当たり金額)↑が1回あたりの販売金額なのであれば
当該金額がアップするような追加品の販売取り組みとなるでしょうし、
数量↑が販売回数だとするとリピート回数への取り組みとなるでしょう。
自社にとって何をKPIとして継続的にモニターしていくかを考え
目標達成へのプロセスをしっかりコントロールすることが重要となります。