ESG(環境・社会・企業統治)への取り組みを評価する企業への投資残高が23兆円で世界の運用資産の3割近くになるといいます。

 

財務数字以外の『見えない価値』を評価する傾向が高まってきているということです。

 

財務数字が企業の過去の実績評価であるのに対して、ESGに対する取り組みを積極的に行っている企業は将来の安定的な成長につながるという考え方によるものです。

 

ここにきて日本企業の不祥事が止まりません。

 

次々に起こる伝統ある大企業での不祥事には、残念ながら根深い体質があるように思われます。

 

大手上場企業だけにコンプライアンス意識は高いはずですが、

一方で組織が大きいだけに、一旦、外れると軌道修正が難しく、

隠蔽という事態になるのでしょう。

 

企業を見る目が厳しくなっており、業績は当然のこととしても

ESGといったことへの評価が重要になってきています。

 

会社としての器の大小はあるにせよ、全ては人間一人ひとりの集まりであるだけに、リーダーの意識にかかってくるのでしょう。

 

以前、ある番組の経営者インタビューで、『成功者とは?』と問われたその方は、以下の3つが備わった人であると言われていたのを思い出しました。

 

 1、圧倒的な実績

 2、裏付けとなるしっかりした理論

 そして3つ目が、人間力だと。

 

 

やHり、最後は人間力なんですね。