政府が閣議決定した労働基準法の改正案に盛り込まれた
『脱時間給』制度(ホワイトカラー・エグゼンプション)ですが
企業はうまく使いこなせるでしょうか。
以前流行った『目標管理制度』を思い出します。
しかし、企業としては働いた時間でなく、
成果による評価、賃金制度を採用したいでしょう。
課題としては、仕事の成果をちゃんと評価できるかどうか。
成果主義人事制度を採用している企業でも苦労しているところでしょう。
評価するためには数値化が不可欠となりますが・・・・・・。
数値出来ないと達成度が客観的でなくなるため
評価するためには重要なポイントとなりますが
全ての仕事が数値化できるものでもないところが悩みです。
企業の成長に必要となる発想力、創造力などといった能力は
むしろ、非効率で無駄な行動から生まれてくるものともいえます。
短期志向的な取り組みでは将来の発展にはつながりません。
社員のモチベーションを高くしておきつつ
成果をきちんと評価していくことへの取り組みができると
企業の競争力アップにつながる制度となるのでしょうが・・・・・