海外の公的マネーが日本株への投資を拡大しているようです。
日本の成長力に期待が高まっているということで好感できることですが、
ますます日本企業は海外を意識した取り組みが重要になっているということでしょう。
一時期IFRS(国際会計基準)の話題で盛り上がりましたが
その後は、しばらくは様子見の状態となりながらも、
他方で、日本版IFRSとかで対応しようとしたりの迷走状況。
これからは日本の人口も確実に減少していく中で
海外マーケットを考慮せずではビジネスが成り立たない状況だと思います。
実際に、大手のグローバル企業といわれるところは海外へと活動しています。
しかしながら、、企業の99%以上が中小企業といわれる日本では
まだまだ純粋国内企業が多く、思考もドメスティックのままのような気がします。
上場企業といっても同様なところが多いのも事実でないかと・・・・。
会社法の改正で社外取締役の導入が取り入れられたり、
企業の活動成果の指標にROE(株主資本利益率)を採用したりと
制度的にはグローバル化、標準化が進んできています。
あとは、マインドチェンジが進むかどうかでしょう。
島国で農耕民族の日本にとって海を超える思考は大きなハードルのように思えますが、
海外資本は確実に入ってきている現実を受け止めていく必要があります。
リスクを認識し、評価し、対応するトレーニングが大事になっていると思います。