いよいよ上場会社で社外取締役の導入が必須となってきました。
社外監査役は以前から導入されていますが
社外取締役の段階となっています。
そもそも何が違うのか?
まず、社外監査役は〝違法性〟を監督することが中心ですが
社外取締役では〝妥当性〟を監督することになります。
そして、もうひとつの大きなポイントは〝議決権がある〟こと。
社外監査役では限界であった点です。
とはいえ、一般的に会社側が社外取締役に期待することは
経営課題の解決や経営戦略面といったことでの貢献のようですが・・・
確かに海外の状況はそのようです。
そのため、海外での社外取締役は(元)社長CEOが多いようです。
この点は日本でも候補者ニーズとして同様ですが、
さらにアベノミクスによる女性に対するニーズが高いとか。
いずれにしても、候補者不足は否めないようです。
会計士、弁護士に対するニーズも社外監査役では多いようですが
社外取締役候補としては、まだまだ少数派のようです。
現状では、ほとんどが経営者や会社の関係によっているようですが
これだと候補者にも限界があるようにも思われます。
社外役員を供給していくシステムが必要なようです。