仕事にするときに『問題意識を持て!』とよく言われます。

確かに問題意識があるかないかで仕事のやり方は大きく変わります。

仕事を行っている人の成長も変わります。



ところがそれは結果論で、その問題意識が分からないケースが往々にしてあります。

「持てと言われても・・・・」といった様子をから

「何で持てないんだ!」となってしまい埒があかない状況に。



伝えるVS.伝わる  の問題なのでしょう。

こちらの思いが相手側に伝わっていない、

結局、伝えられていない典型パターンとなります。



本来、伝える側と伝えられる側との経験、知識、立場などの違いを

考えなくてはいけないのですが、そこのところがうまくいきません。

中小企業の社長がよく怒鳴っている場面もこのような状況ですね(笑)。



『やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ』

『話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず』

『やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず』



なるほど・・・・・ですね。

このぐらいの根気とコミュニケーション力が必要だということでしょう。

そう思うと、子供を育てる母親というのは偉大な存在ですね。



ましてやビジネスでは他人同士でのこと

正に人間力がいるということだと思います。



問題意識は相手に求めるのでなく、

まずは自分に対して、『伝える』、『育てる』ことに関して

持たなければいけないようです。