企業理念とかミッションとかいうと、よく社長室などで額縁入りのものを思い浮かべて、

あぁ~何かきれいごとの建前論か・・・と思ってしまいがちです。

それはそれとして、現実はしっかりと儲けることが大事だとも。



典型的な例は〝顧客第一〟という言葉ではないでしょうか。

商売人の姿勢としては当然理解できますがミッションではなさそうです。

実際に企業の行動がその通りになっているかも疑問の多いところです(笑)



経営者にとって大切なことは、ミッション、ビジョン、パッションと言われます。

ミッションが明確になっていると、いいビジョンが描けて

強いパッションも生まれてくるとも。




なぜ、人はスターバックスに行くのか。

なぜ、『スターバックス』と『スターバックスに似たコーヒーショップ』を

明確に区別しているのか。


それは、スターバックスに人々を魅了する〝何か〟があるからです。

そして、その〝何か〟を生み出しているのが企業と働き手たちの

ミッション(使命)にほかなりません。  (ミッション 岩田松雄著)




社長の思っているように組織が動いていない、業績が上がっていない。

ミッションがうまく伝わっていな結果かもしれません。

社長の想いが伝わるカタチになっていないからかもしれません。



あなたの会社は〝何屋〟ですか?の問いに対する

深い深い本質的な解が〝存在意義〟であり、ミッションとなるはずです。



商売の原点は、扱っている商品そのものでなく、

商品を通じて与えられる〝価値〟の交換であることを

しっかり理解ができて共有できている組織は強いです。



究極的に企業は世の中をよくするために存在しているはずです。

自分のビジネスがどうか関わっていくかをしっかりと考え、

そのためにしっかりと稼いでいくという思考回路が大事だと思います。