立つ位置、場所、時間等によって見える景色は違います。

見えなかったものが急にパアッと見えてすっきりしたり

気付かなかったことに気づいたりした経験は誰にでもあると思います。



歩きタバコでタバコを指に挟んで歩いている人の腕の振りが

近くの子供から見ると、顔の近くを松明が動いているように見える

コマーシャルがありました。

子どもと大人の目線の違いにドキッとさせられるものでした。



仕事などで悶々と悩んでいた時期も、

あとで振り返ると何であんなに悩んでいたのか?

と思うこともあるでしょう。



『経験こそわが師』という言葉がありますが

人生での経験はやはり大きいものです。

人それぞれが歩んできた道の数だけ見方考え方が異なります。



ただ、広い景色は高い場所からでないと見えません。

視界が開かれるという経験が大事です。

高い目線でないと見えない景色があり、気持ちすっきりも大きくなります。



低い目線はどうしても近視眼的であり、

常に追われているようなバタバタ感でストレスがたまります。

子供の目の前の松明のように逃げ場が見つからなくなってしまいます。



目線の違い、立ち位置、時間の違いを理解できるのも

やはり経験の差かもしれません。

人生には限りがあります。



どれだけの経験が積め、

どれだけいい景色を見られるか

大いに試していきたいものです。