平成26年1月5日(火)




大企業といわれる会社と中小企業の差はどこにあるのか?

人財)の差、と言ってしまえばそれまでですが・・・・

やはり、組織としての動きができているかどうかなんだと思います。



中小企業の場合、社長が会議等で色々と懸念事項について指示を出すんですが、

受け手があくまで〇〇さん、〇〇くんといった個々人なんですね。

この点、大企業となる組織のポジションで受ける感じでしょうか。



その結果、大企業は各部等の業務として取り組むことになるので、

責任者を中心とした仕事の体制ができあがり

各メンバーは所属部門の仕事として評価されるため責任感が高まり

各自が勉強してノウハウをためていく環境となるように感じます。



そもそも中小企業には人員が足りていないので、

このような取り組みはできないと考えてしまいますが・・・・・

しかし現状のままでは商店経営の域を脱しきれません。



一般的に人材育成というと、何かの取り組みで人を育てようと考え

研修制度が議論されますが、

費用対効果の面で苦労されているのが実情でしょう。



実は、『人を育てる』のでなくて

人が育つ『環境・場をつくる』ことが大事なんだと思います。

環境で『人は育つ』もので、だから大企業が強いんでしょう。



人手の少ない中小中堅企業でもできることは、

場づくりを意識して、個人でなくチーム・プロジェクト単位で評価していく

環境づくりのための指示が重要な気がします。