平成26年1月21日(火)



20日の大寒が過ぎ、あとは立春に向けて指を数えることに。

それにしても寒さが身にこたえるのは年のせいか・・・・(笑)


最近、会計とは何か?!と考えることがよくあります。

経理よりも広い概念で、英語ではaccounting。

『account』すなわち、『説明する』ことがポイントdさと思います。



内部統制における6つの構成要素の一つに『情報と伝達』があります。

会計はこの部分と関係が深いと考えます。

会計は情報そのものであるとともにコミュニケーションのツールでもあると。



企業の活動情報を把握したり、説明したりするための共通の道具が会計であり

企業の構成員である『人』の行動を促す指標となるのも会計(情報)となります。

会計がビジネス言語であるといわれる所以がここにあると思います。



会計を理解することは、単に貸借対照表や損益計算表といった

財務諸表などを理解することだけではありません。

財務諸表などの数字はあくまで企業活動の結果であり、過去のものです。



企業活動の結果を見える化した過去のものにすぎませんから、

大事なことは、その内容を説明して、次の行動につなげる必要があります。

ここが会計の重要なところでしょう。



会計を使って人と人とのコミュニケーションを行うところに意味があります。

財務諸表等は数字の羅列ですが、それぞれの数字の裏側、原因等を

しっかりと説明することが会計です。



それ故、会計とはコミュニケーションと密接不可分の関係があります。

単なる一方通行の報告ではありません。

行動に関するコミュニケーションツールの一つが会計であるということです。



ビジネス行動は会計をベースにして初めてコミュニケーションが可能となります。

会計はコミュニケーションツールであり、

世界共通道具⇒言語であると考えられます。



何と奥が深いことでしょうーーーーー!

このあたりの会計マインドをしっかり伝えていかないと!です。