平成25年11月29日(金) 晴れ
11月も最終営業日となり、いよいよ今年も残すところ1か月・・・・
師走とはよく言ったものでなんとなく気忙しいものです。
12月といえば・・・・・・話題はボーナスでしょうね。
世の中、アベノミクス効果?で景気も回復基調といわれていますが
中小企業にとっては、まだまだそれどころではないようです。
社員の日頃の頑張りに報いてあげたいとの思いはあるものの・・・・
ボーナス時に必ず話題になるのが、ボーナスに対する考え方です。
経営者は成果報酬と考えるものですが、
社員からみると、もはや生活給であり、あくまで給料の一部
そこで避けて通れないのは査定、考課になります。
人事評価制度は悩ましいもので、これが絶対というものがありません。
人が人を評価すること自体、常に困難性が伴うものです。
いわゆる目標管理制度を採用している会社は多いと思います。
考課の客観性と公平性を図り、社員のモチベーションアップも期待した
各自の目標に対する達成度による評価で、絶対評価といわれるものです。
しかし、運用面では寛大な評価になりがちで評価格差がつきにくいとも言われています。
まずは、評価者としての技量が問題で、研修が不可欠なんでしょうが・・・・
また、評価基準そのものがあいまいであったりますから(笑)。
最後は評価格差をつけるために相対的にA、B、C、…等で
ランク付けした相対評価で落ち着かせているのが実情ではないかと思います。
まあ、社長の感覚でのエイヤーだったり(笑)
相対評価と絶対評価は相反する方式ですが、
それぞれ一長一短があるもので
うまく配分する必要がありそうです。
いずれにしても、会社の発展には利益が必要であり
利益によって人(構成員)の幸せも築いていけるものでしょうから、
会社としては、『成果』に対する『貢献』といった考え方を
しっかりと伝えるいい機会なのでしょう。