平成25年1月31日(木) 晴れ
上場企業の四半期決算発表が続いています。
また、この時期は会社の次年度予算の作成作業でも忙しい時期でしょう。
正月の清清しさはどこへやら・・・日常業務に忙殺されているのでは!?
早くも新年の1ヶ月が経ちます。
1年の計は元旦にあり!の計画はうまく進行しているでしょうか?
まあ、まだ1ヶ月目だし・・・ってことに(笑)。
最近よく感じるんですが、ビジネスの基本はPDCAなんですね。
きめて当たり前のことです。
計画を立てて(P)、実行して(D)、チェックして(C)、修正していく(A)。
ところが、計画(P)は立てたものの、あるいは実行(D)はしたものの
時間が経つにつれて計画との差が大きくなって
最後には・・・・ダメだった、ということが多いように思います。
そもそも計画がよくなかったからということもあるかもしてませんが、
一番の原因は、実行が不十分かつ不徹底であるということでしょう。
これは、PDCAの後半CAが全くできていないということからきています。
よくPDCAサイクルを回せ!と言いますが、
実は、CAサイクルを回すことが大事なんです。
このことに対する誤解が大きいと思いますね(その典型が計画が悪いから・・・)。
計画(P)達成のために、まず動いてみる(D)。
ここまではほとんどの会社でやっています。
というか、ここまでなんですね(笑)。
この次の段階からが重要で、動いた結果を検証して(C)、
修正行動に移し(A)、さらに検証し(C)、また修正行動につなげ(A)・・・・・
このCAサイクルを早く回していくことができるかどうかがポイントなんです。
そのためには、行動チェックができる指標(例えばKPI)を明確にして,
実行度合いの見える化を図ることが必要で、
あとは行動量をしっかり増やすことに努める。
動くためには、改善策(=仮説)についてのアイデア出しと
そのアイデアを行動できる指標に落とすことが重要なんですが、
ここは頭を使う作業なので結構辛い作業なんです。
CAサイクルは、仮説~検証のプリセスなので仮説の設定が肝になります。
一般的には最終的な数字(例えば売上金額)だけで管理しようとするので
計画に対する行動量が全く見えてこない状況になってしまい勝ちです。
確かに、CAサイクルを回す、特に早く回すためには結構な労力が要ります。
何より、責任者には頭の柔らかさ、指導する根気が必要でしょう。
そして、数字に対する執着心!
どうでしょう、1月の進捗度は?
1月往く、2月逃げる、3月去る、といいますからあっという間です。
動いて、検証して、動いて、検証して、動いて・・・・
どれだけCAを早く回せるかです。
これはトレーニングです、環境です。
しっかりやっていきましょう!!