平成24年9月10日(月) 晴れ
今日からテーマを『内部統制』に絞っていきたいと思います。
まずは、内部統制って何か?というところからスタートします。
要は、会社の業務をスムーズに動かす仕組みのことです。
内部統制というコトバがイカメシイですが、そもそも、Internal Controlの
訳し方に問題があるのかもしれませんね。会社内部の管理体制のことを
言っていますので、内部統制が存在しない会社はありません。
人が集り、組織がある以上、何らかの決め事ができてきて
仕事をスムーズに回そうとしているはずですから。
何も難しいことではなく、かなり広い範囲の概念だということです。
会社が大きくなるにつれて、管理の問題がクローズアップしてきますが、
理想は、何も管理しなくていいのが一番でしょうが・・・
その場合でも、方向性があるということが、内部統制になります。
内部統制は有効かどうかが重要となります。
あくまで、会社の目標を達成していくための仕組み(ツール)だという
ことを理解しておく必要があります。
社長は自分の想い(健全なものに限りますけど・・・)を実現するために
起業し、人の協力を得ることになります。だとすると経営者は、まず、
会社の目標と個人の目標をどうつなげていけるかが大きな課題かもしれません。
この仕組みづくりが内部統制の整備の基本、本質となります。
チェックすることだけが内部統制ではありません(内部統制の誤解)。
経営者がしっかり想いを伝えることからスタートです。