平成24年6月30日(土) くもり後雨




『マクドナルドの経営改革』と題して、

日本マクドナルドホールディング社の

原田泳幸会長兼社長の講演記事が出ていました。


加藤 弘之のブログ-2012062918130000.jpg


さすが、グローバル企業の経営者の言葉には説得力があります。

規模の大小に関わらず、組織のトップとして心得ておかないと

いけないことだと思います。



・改革の成功は業績でしか測れない。

・改革とは全ての経験や常識を捨てて考えることでもある。

・『らしさ』と『強み』を伸ばす発想も大事だ。



・現場で商売の匂いをかげないのはビジネスマン失格だ。

・リサーチはあくまで検証のツールであって、リサーチに基づいて事業戦略

 を立てても成功しない。



・品質をあげてコストを下げる、一見すると矛盾することも二者択一とせず、

 追いかけるのがプロだ。

・シンク・グローバル、アクト・ローカル



・経営はサイエンス(論理)とサイコロジー(心)で成り立つ。

・全国約17万人のクルー(アルバイト)を動かすのはサイコロジー

・企業の一部の人が経営をしっかり検証して方針を示し、

 残りの多くの人が一丸となって動くことが大事だ。



・日本の国際競争力の一番の弱点は途切れない人材の供給体制を

 持たないことにある。グローバル企業の強さは、経営者も含めて

 後継者を必ずつくっていることにある。