平成24年6月13日(水) 晴れ
連続最高益 秘訣を経営トップが語るシリーズ1回目は、
23期連続で最高益を達成した関東地盤の食品スーパー
ヤオコーの川野清巳社長でした。
増益を続けられる理由を問われて、業績は好調でも弱みだらけと分析し
常に売場などの改善に取り組み、利益率の高いPB商品にも
味にこだわった独自商品を拡充するといった小さな努力の積み重ねだと。
パートさんを中心に全員で業務改善に取り組んで、毎月発表会を開いて
各店舗の事例を共有化しているとも。
パートさんに価格決定等の大きな権限委譲をしていることも大きい。
『消費者は節約一辺倒でなく、毎日の食事を楽しみたい。
商品価値に比べて価格にお得感があれば高単価でも売れる』
というコメントに考えさせられます。
私どものような無形のサービスを提供している事業に置き換えてみると
お客様が当社のサービスを楽しみにしている状況となります。
この『楽しみ』がポイントではないかと・・・・。
商品サービスに対する欲求を『楽しみたい』という視点で高められると
いい商品サービスの開発に繋がりそうに思うんですが・・・・。
ビジネスの現場で『楽しむ』というのはどんな状況なんでしょう???
ふと、『活気のある現場』が思い浮かびました。
活気のある現場から、明るく、よく声の出ている光景が目に浮かびます。
確かに現場力のある企業は強いですから、現場力が問われているように思います。
まさに、ヤオコー社ですね。
主婦目線のパートさんを中心にした業務改善活動といった
現場の意識が高いことにあります。
現場力を高められるような企画の提案&フォロー型サービスが
一つの解かもしれません。