平成24年6月11日(月) 晴れ
AKB48総選挙の話題で盛り上がった先週でした。
それにしても秋元 康氏のプロデュース力は恐るべしですね。
テレビ局、海外メディアまでが取り上げるんですから!
AKB48の事象はマーケティングの観点からは
非常に面白い研究対象のようです。
『関係性マーケティング』の好事例だとか。
関係性マーケティングは顧客とに特定の関係を構築していくことで
より強固で効果的な販売活動につなげていく考え方だと。
その関係性を築いていくためには3段階のアプローチがあると。
1、経済的絆
2、社会的絆
3、構造的絆
AKB48の事例で見るとよく分かります。
『経済的絆』の構築では、ファンクラブの会員になることで
コンサートなどの優先予約権やオリジナルグッズのプレゼントなどの特典
『社会的絆』の構築は、握手会や写真界などで直接メンバーと接することができる
というメンバーとファンの一体感ができ、その体験を共有するファン同士の
結びつきの場もできてコミュニティーが形成されると。
最後の『構造的絆』は、まさしくAKB総選挙で、
ファンの投票によって新曲を歌えるメンバーが選出される仕組みとなっていること。
恩典を与え、交流を深め、参加型の仕組みで大きな社会現象を作り出しています。
この発想は、一般企業においても使えるのではないかと思います。
但し、この3つがうまく繋がらないと意味が無いのでしょう。
AKB48・・・・深いですねえ・・・・