平成24年5月4日(金) くもり




ビジネスコンサルタントの山崎将志氏と

ゴルフスイング解析の第一人者である佐久間馨氏の

ゴルフ対談記事で気づかされることがありました。



山崎氏いわく、

会社勤め時代に熱心だったことは、いわゆるスキルアッップといわれるもの。

会社として売上をあげることには何にも関係ないことだった。



会社の本来の目的は、お客さんがほしいものを提供することなのに

それ以外の中間目的のために、戦略理論や語学力といった手段を

身につけようと努力していて全く直接的でなかった、と。



このことに気づいてからゴルフもかわってきて

理想的な球の打ち方を追及していたスタイルから

パーのとり方なんてキレイでなくていいんだと考えられるようになった。



このことを、佐久間氏は

『ゴルフにおけるディフェンスができるようになる』と評しています。

『ゴルフはパープレーが当たり前』と考えると、



ドライバーもアイアンも気持ちのいいボールを打とうとするのでなく

ショットはあくまでもパーをとるための手段だと思えるようになる。

目を見張るようなナイスショットや飛距離は、スコアメイクには必要ない、と。



一般的には、ゴルファーとして、まず100を切ることが目標ではないかと?

このあたりの考え方がすでに間違っているんでしょうね・・・・

しかしナイスショットの魅力は大きいですよ(笑い)。



ゴルフと仕事は『目標が手段を決める』という点で似ているとも。

何を目標にしているかで、見えてくるものが違うし、

多くの人は自分のたてた目標付近で満足しちゃうようだと。



目的を達成するための手段が、

いつの間にか手段そのものが目的になっていたりして・・・・(笑い)

本来の目的にちゃんと焦点があったっているか常に意識しないと!