平成23年12月12日(月) 晴れ
12月になるとテレビドラマも再放送が増えてきますね。
連続ドラマなどで見逃した回を見るのにはちょうどいいです。
このところ『坂の上の雲』が気になってます。
昨夜は『203高地』を見てました。
上官の命令のもと無謀と思われる突撃を繰り返す様は悲惨です。
戦争における陸軍の前線では当たり前のことなのかもしれませんが・・。
同じことが第2次大戦時でも各地で行なわれたんでしょうね。
それにしても、作戦命令ひとつで数千、数万の命が消えてしまうわけですから・・・・
恐怖心はないんでしょうか?既に精神異常の状態かも・・・
正面突破で旅順陥落を目指す乃木の行き詰まりを見て
児玉が第3軍の指揮権を一時代行して203高地攻略へと作戦の変更を
行なう場面では、トップの冷静かつ非情な判断力の重要さが伝わってきました。
朝令暮改という言葉は、あまりいい意味に使われませんが、
信念がしっかりしているならば、状況に応じて変更は当然あるべきで
変更ができず、ズルズルいってしまうことのリスクの方が大きいでしょう。
この変更がなかなかできないんですよね。
投下したコストの問題であったり、体面、メンツの問題も厄介ですし・・・
とにかく先入観、前例など固定観念に縛られないことが重要なんでしょう。
そして大局的なものの見方ができて、
その軸がブレないかということなんでしょうけど・・・
結局は人間力ということになるのでしょうね、難しいことです。