平成23年8月12日(金) 晴れ
学習指導要領の改訂に伴い、来春からソフトボールが
中学1、2年生の体育の授業で必修種目になるようです。
ところが、このソフトボールが特別仕様すぎてあきれてしまいました。
経験のない生徒でもケガなく楽しめるようにと
過保護までのルールになっていて
これでほんとに体育なの????って感じですよ。
ピッチャーはバッターが打ちやすいボールを投げなければならず、
山なりの超スローボールでないとダメ。
遠くから投げる自信のない生徒には近くから投げさせるように配慮すること。
キャッチャーはホームベースから3m以上離れていなければならず、
ホームベースは走者用が別にあって、2、3塁ベースは通常の約4倍の大きさ。
攻守の選手同士の接触事故を防ぐのが目的だとか。
バントやランナーのスライディング禁止、バントをするとアウトになる。
生徒の運動能力や経験に応じて、四球や三振は工夫することが望ましい。
スリーアウトチェンジにもこだわらなくてもよい。
なにこれ??って思いますね。
ここまでしないと体育で取り上げられないのか?!
情けなくなります。
しかしながら、今の中学生は男子生徒でも約2割程度は
キャッチボールをしたことがないらしく、
指導する先生側もソフトボールを教えた経験がない人が少なくないんだとか。
なでしこジャパンに見るように今や女子のサッカーが活発になっていますし、
女子の野球選手も出てきています。
ケガなく楽しくプレーできることが体育の授業とはねぇ~残念!